乳製品は無理に摂取しない方が良い
最近、患者さまによく聞かれます。
家族が、乳製品苦手なんだけど、摂らないとだめじゃないですか?
どうしたらいいですかね。
それは摂らなくていい人です
そのままでいてくださいとお伝えしています。
基本、日本人は乳製品の消化が苦手で(昔からある食材ではないので)
下痢などの自覚症状がない人でも、消化がしづらく、小腸の動きを悪くする人が、約8割くらい、いるのではという報告もあります。
小腸の動きが悪いので、乳製品が小腸に停滞してしまうので、苦手な人は、本能的に、乳製品を食べると、お腹が重いって感じて、身体の調子が悪くなり、嫌い!となるのです。
小腸の動きが悪いと、まずは、
それでも、消化しなければと、動きが亢進し、
オーバーヒート状態になり、胃腸が熱をもちます
胃が熱を持つと、食べても食べても空腹になり、食べすぎます
腸が熱を持つと、消化吸収がうまくできません
大腸が熱を持つと、水分の代謝がうまくできません
まとめると、身体に不要なものがたまり、急に太り始めたり、
身体が炎症状態になったり、いわゆる生活習慣病が悪化します
そのうち、胃腸は疲弊し、次にエネルギー不足となります
胃が疲弊すると、食欲がなくなり、常に胸やけを感じ
腸が疲弊すると、必要な栄養分が吸収できず、身体に力がはいらなくなり
大腸が疲弊すると、ひどい便秘になります
ので、乳製品が苦手な人は、無理に摂らない方が健康に良いのです。
こんなことを書くと、好きな人もやめる人もいます。
好きな人は平気な人です。乳製品はタンパク質もカルシウムも含む
優良な栄養食品です。気にせず、今までどおり、飲み続けてください☆
好き嫌いはわがままでないことが多いと思います。
必ず、その人の身体の理由があるのです