子どものしもやけに効く美味しいレシピ
しもやけとは
三寒四温となってきて、一日の寒暖差も多い季節となりました。
こういう気候は、しもやけが悪化しやすい時期。
しもやけは、おおざっぱにいうと軽い凍傷。
昼間、温かくて、末端の血管が拡張しているところに、
夕方から、急に冷えると、末端の血管が収縮して、
血の戻りがわるくなり、老廃物がたまり炎症を起こしている状態
とにかく、温めて、血液をすみずみまで、めぐらすのが大事。
鍼灸では、しもやけの炎症が強いところを、少し針で刺すと
ちょっと血が出ます(見た目ほど痛くないんですよ~)
それがよく効く。うちの子には、それで対処しているのですが・・・。
ただ、見ると痛い(笑)なので、よそのお子さまには、
よほどの信頼関係がないとできません。
現に、うちの子以外には、もういややと言われました(笑)
で、なんとか、セルフケアできないかと思って、
色々調べた現時点での成果をシェアします
しもやけセルフケア
しもやけは、血行不良が原因です。
今、末梢血管にたまった、老廃物を、
リンパ液にもどしていかなければなりません
そのために、お風呂でマッサージしてください
温かくないと、痛くてマッサージできないと思います
指と指の間に手をいれ、関節を曲げたり伸ばしたりしながら、
マッサージしましょう
足のしもやけなら、動かすことも大事
グーパー運動や、五本指ソックスで靴の中でも動かせるようにしましょう
あとは、汗をかいたら靴下をすぐに新しいものにかえましょう
汗をかいたままほっとくと、冷えてくると急激に冷え、
また、しもやけが悪化します
しもやけに効く子ども向けの漢方
薬剤師で国際中医師のかおる先生に
しもやけの子が、飲みやすい漢方はないかとお聞きしました
小建中湯(しょうけんちゅうとう)
桂皮・乾姜・棗・芍薬・甘草・麦芽糖の入った漢方で
しもやけの漢方ではないのですが、
子どもの場合とにかく、温めて血を巡らすことが大事なので
この漢方で効果があるらしいです
しかも、甘い(^_-)-☆
家にあれば、
2歳未満は1/4袋
7歳未満は半量
7~15歳は2/3袋
を目安に使ってみてください
この漢方は長期的に使用して、虚弱体質を改善するものですので。
しもやけがひどいときに、一日2回を3日ほど服用しても大丈夫かと思いますが、3日たって効果が全く分からなければ、やめてください。
ツムラの小建中湯を嫌がる場合、
コタローとかに変えると飲むかもしれません。コタローの方が甘いです
しもやけに効く美味しいレシピ(薬膳)
しもやけはとにかく温めて巡らせる。
それにぴったりな食材は何と言っても、シナモン!
そこで、おすすめは、シナモンはちみつがけ焼きリンゴ!
りんごを半分に切り、芯をスプーンでくり抜きます。
1を耐熱皿にのせ、芯をくりぬいた部分に黒砂糖をひき、その上に有塩バターをのせます
ラップをして、600Wの電子レンジで6分加熱します。
最後にはちみつ・シナモンをかけたらできあがり
これなら、子どもでも美味しく、シナモンを食べられます
大人なら、シナモン入り紅茶がおすすめですが(^_-)-☆
どうにもならないときは、お近くの鍼灸院へといいたいところですが・・・
子どもの覚悟が必要なので(笑)
おすすめしません('◇')ゞ