その質問、困ります(^^♪
鍼灸師がとっても困る質問があります。
(私だけでしたら、すみません)
「先生!はりをしたそのツボ。何のつぼなの??」
「どうして打つの??」
説明すると長くなりすぎて(笑)
決して、言い訳ではありませんよ~( ;∀;)
体のつまっている部分は、開通するように流して
体の不足している部分は、ここに血が集まるようにはりをして
全体の流れを整えて、
例えば身体が、過緊張している場合は、肝をととのえ
でも、過緊張の原因は、ここからきているから・・・
と、などと考えながら、身体を調整していく
で、残った痛みや違和感を、取り除いて・・・
と考えているので、
薬のように、ここのツボは、この症状に効くから
と思って使っているツボは、
多分、一回の施術の中で、10%くらい
ほとんどは、体を整えるためのツボ
なので、大概聞かれると非常に困るのです。
なんのために、打っているのと言われると
多分説明に時間がかかる(笑)
しかも、気の流れが詰まっててとか
水が・・・とか経絡が・・・とか、
きっと、わけわからんことを言い出すので
伝わるのかが、不安(笑)
鍼灸のツボは、
色々と研究され、いろんな学説が証明されてきました。
が、まだまだ、「これ!」っと一言で言い切れないので。
科学的根拠がないと言われてしまいます。
が、治る事実はある。
鍼灸師自体も、自分の痛みは鍼灸を使います。
だって効くから(^^♪
先日、オンラインの鍼灸の勉強会受けていると
受講者の先生が、頭に鍼を刺しながら
勉強されていて笑えました。
気持ちはわかります。
勉強して、疲れた頭に百会の鍼はとても気持ちがいいものです
私は、気持ち良すぎて寝てしまうので、やめました(笑)
で、結局今日は何を言いたいかというと
答えられない言いわけです(笑)
頭の中でいろいろと組み立てているので、
うまく答えられず、モゴモゴすることもありますが
頭の中の壮大な施術をデザインしているのだと
優しい目で見守ってください(笑)
お近くの鍼灸院に来院してそのツボなんのつぼですか?
って聞いてみてください(笑)
困るのは私だけだったりして( ;∀;)