見出し画像

漢方薬は本当に効果があるの??

まず、始めに、言わせていただくと、漢方薬に科学的根拠はあるものもありますが、基本的にありません。
これからお話する内容は、私見が多いので、悪しからず。

なぜなら、科学的根拠を証明するには、一定の成分の漢方薬が必要だけど、
実際は、漢方薬は植物や動物、鉱物を煮たり削ったりしたもの
成分を一定にするのは難しいから、科学的根拠を証明できないのです

でも、この一定でない成分が副作用を起こしにくくしているのでは、と私は思います。強い成分だけでは、身体も傷ついてしまいます。
薬と毒は紙一重。

科学的根拠がないからと言って、効果がないとは言えません

でも、こんな話をしていると、風邪の時に葛根湯を飲んだけど、
全然効果がなかったと言われることがあります

実は漢方薬は飲むタイミングがむずかしい。
証に合わないと全く効果がありません。
証とは、その時の体の状態です
証は、その人によってなりやすさはもちろんありますが、
厳密には、日によって全然違います。

例に出した葛根湯。
ぶるっと悪寒がした瞬間に飲まないと効果はありません。
気のせいで無視して、発熱して汗をかき始めると
もう葛根湯は効きません。別の漢方薬が必要になります。

だから、自分の体にきちんと向き合っていないと
上手に飲めないのが漢方薬です。

でも、きちんと飲むとめちゃめちゃ効きます。

けいれん止めの芍薬甘草湯
空咳が止まらないときの麦門冬湯
あの、痛くてどうしようもない足のけいれんから解放されるとき
咳が止まらなくて、胸が痛くて苦しさから解放されるとき
漢方薬は神様☆彡と思います(笑)

嘘だと思う方、
自分の判断ではなく、お近くの薬局等の漢方相談で、相談してみてください

実は、医師なら誰でも、漢方薬のエキスパートではありません
最低限の知識がある程度。
医学生の6年間の養成課程のなかで数時間程度しかないと聞きました
(数年前の学会での話なので現在違ってたらすみません)
なので、医師になってから、勉強しなおさないと修得できないのが漢方薬
病院ならどこでも漢方薬がきちんと処方されるわけではありません。
しかも、現在の保険制度では、この病気にはこの薬と明確に決められているため、あなたの証にあった漢方薬は出しづらいのが現状。
(おそらく病院で漢方内科を掲げているところは大丈夫だと思います)

なので、まずは、私はお近くの薬局で漢方相談をされている薬剤師の先生にお願いするのがいいかと思います。

ただ、買わないかもしれないのに、行きづらい方は、鍼灸院でしたら
鍼灸師は、東洋医学の基礎はみっちり勉強していますし、
漢方もきっちり勉強しているので、アドバイスは可能だと思います
お近くの鍼灸院へ癒しがてら、相談に来てください

マリー鍼灸院~女性専門鍼灸サロン~


いいなと思ったら応援しよう!