見出し画像

風邪の発熱時は熱を出すことに全力をそそぎましょう!

最近、当院の周りでもインフルエンザ罹患の情報をちらほら聞くので、風邪の熱について、書かせてください(^^♪

風邪の熱は、自分で作っている熱
ウイルスや細菌が作っている熱ではありません。
ウイルスや細菌にとって、むしろ敵!

多くの風邪の原因となるウイルスや細菌の最適環境温度は37℃程度
体内環境が38℃や39℃になってしまうと、生きていけなくなります
ので、熱が出なくてしんどかったというのは大正解(*´▽`*)

体温が上がらないとウイルスや細菌は居心地の良い環境で
のびのびと活動しているので、体はとてもしんどい。
でも、発熱がきちんとできると、居心地も悪く
もう増殖することはできず、死滅していくしかなくなり、
身体はあっさり元気になります。

なので、発熱した時点で、もうウイルスや細菌は体に侵入しているので、
もう戦うしかない。
ちょっと待ってくれるかな?なかったことにならないかな??と
解熱剤で熱をさげると、とんでもないことになります。
もう発熱するしか、逃げ道はありません

早く治すために、無理にご飯を食べる人がいます
それは大きな間違い!
例えていうと、戦争でどんどん銃で撃たれて攻撃されている最中に
最前線の軍人に銃を製造させているのと同じこと
銃ができる前に、撃たれて死んでしまいます。
銃を作る前に、こちらも攻撃することに全力を注がないと
やられてしまします。

攻撃する武器が、発熱。
今、体にある材料で、全面的に発熱することに全精力を注ぎこんで
ウイルスや細菌を殺していくのが、一番早く治る方法

ごはんは食べずに、2,3日発熱させて、養生するのが一番の近道。

だからと言って、ほおっておけばよいという話ではありません
発熱する分、水分やミネラルは不足します
でも、一気に大量に飲むと、またエネルギーを余分に使うので
十数分ごとに、一口飲むようにしてください
糖分のすくない経口補水液がおすすめ
苦手な人は、ほうじ茶に粗塩を入れただけのものでもOK

で、熱いのはしんどいのは、物理的に冷やしてあげてください
脇の下を冷やしてあげて、
少しでも楽に発熱できるようにしてあげてください。

風邪の季節!
発熱という武器で戦いましょう!!

マリー鍼灸院~女性専門鍼灸サロン~

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?