見出し画像

あゆむとの日々9

2019年4月
あゆむは、放課後等デイサービスの職に就いた。
あゆむは子どもが好きだった。
ただ、教員の時と比べ、明らかに元気が無かった。
デートの時も口数は少なくなっていた。
ある時、群馬県太田市内のワインバルで食事をした際、彼は泣いていた。
「ともちゃんと早く暮らしたい。」と
私は、ある条件を提示した。
「正社員として半年間勤務できるまで回復したら一緒に住む。」と


いいなと思ったら応援しよう!