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スペシャルティコーヒーとは

1. スペシャルティコーヒーとは?

スペシャルティコーヒーとは、コーヒー豆(種子)からカップまで全ての生産履歴が明確かつ、味わいの中に生産地の特徴的な素晴らしい風味特性が表現されたコーヒー。カッピングという官能検査でスコア100点満点中80点以上のものがスペシャルティコーヒーとされています。

1982年にアメリカスペシャルティ協会が設立され、これを機にスペシャルティコーヒーという概念が世界に広がり始めました。日本では、2003年に日本スペシャルティ協会(SCAJ)が誕生してます。
SCAJの公式サイトにて、スペシャルティコーヒーの定義も紹介されてます。
https://scaj.org/about/specialty-coffee

SCAJの資料によると、2020年には日本市場の約12%がスペシャルティコーヒーとなり。徐々にシェアは拡大しています。

2. 丸山珈琲とスペシャルティコーヒーとの出会い

スペシャルティコーヒーという概念が広まり始めて、1990年代後半から少しずつコーヒー豆そのものの素材や品質に興味を持ち始めた代表の丸山。
2000年頃、スペシャルティコーヒーと出会いました。
スペシャルティコーヒーには果実感があって、酸っぱいとは違う“酸味”があるということに驚きました。

丸山「すぐにその生豆を分けてもらって自分でも焙煎したんですが、その時にはさらにビックリしました。いままではコーヒー豆から味を出そうとしたら、焙煎の技術を駆使してやっと少し味が出るぐらい。でも、スペシャルティコーヒーはすぐに味が出てきた。 "これは焙煎で出る味ではなくて、素材の味なんだ” と分かった時に、素材の重要性を感じました。」

ここから、丸山珈琲はスペシャルティコーヒーを育ている生産者と出会い、信頼関係を築いていきます。


3. 丸山珈琲の買い付けている豆は?

丸山珈琲は、バイヤーがカッピングという官能検査でスコア80点以上のスペシャルティコーヒーのみを取り扱っています。

2001年から、代表の丸山健太郎がバイヤーとして生産地に赴き、現地で直接買い付けを行ってきました(現在はリモート買い付けも行ってます)

丸山は、数々のコーヒー豆品評会、審査会における、国際審査員(カッパー)として世界的にも活躍しています。

丸山「早い時期からスペシャルティコーヒーの概念を取り入れ、Cup of Excellence(カップ オブ エクセレンス)などの品評会に参加するようになったので、そこでの評価基準が身体に染みついています。買い付ける豆は、きれいな味わいと甘いコーヒーを選んでいます。また後味も重視してます」

バイヤー丸山健太郎は、何を基準に豆を買い付けているのか。
(↑買い付けについての記事は上記参照)

丸山「良質な豆を分けていただくためには、生産者とのコミュニケーションが最も大切です。時には生産者の家庭問題の相談にのり、家族同様のお付き合いをしています。このコミュニケーションこそが生産者の生活水準を安定させ、おいしいコーヒーを作るモチベーションの向上と品質の維持にも繋がります。」

安定的に品質のいい豆を買い付けのために、現地に赴き生産者との信頼関係を築き上げてきました。

ブラジルの農園主と農園


4. 丸山珈琲のこだわりと味作り

厳選した高品質のコーヒー生豆は、独自ルートにて直接買い付けております。日本に輸入された生豆は、丸山珈琲独自の焙煎技術により、焙煎の温度や時間を繊細に調整し、豆の持ち味を最大限に引き出して味と香りを仕上げます。コーヒーの酸味と苦味は、豆に火を入れる「焙煎」によって生まれます。


素材の持っている味わいを最大限に引き出されたスペシャルティコーヒーは国内外の多くの人から高い評価を得ている一杯となります。

創業当時の味わいを再現した「丸山珈琲のブレンド クラシック1991」





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