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140字で映画はどこまでかたれるか。
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タイトルの通り、筆者が観た映画の回想録です。鑑賞環境は映画館の新作を中心にしていますが、基本的にはあまり拘りません。字数制限の都合上、警告なしでネタバレとなる場合もあるので注意。
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「数分間のエールを」(2024年)は、映像クリエーター気取りの高校生の日常を描く中編アニメ映画である。心身を削り血を流しながらそれでも報われない創作者に「応援してる」「負けるなよ」とあくまで上から目線の主人公のメッセージがどこまで観客の心に響くのか。興味深いところではある。
山本倫生
4か月前
3
「チャレンジャーズ」(2024年)は、一人の女を巡る二人の男のラブストーリー…だと思う。健全なスポーツ映画と見せかけながら愛憎渦巻く乙女ちっくな痴話喧嘩の結末を見守るヒロインのラストの台詞に痺れた。あんた(失礼)…腐女子なんか?!ヘンテコな恋愛映画ばかり撮る監督の面目躍如の一作。
山本倫生
4か月前
1
「劇場版総集編ぼっち・ざ・ろっく!Re;」(2024年)は、同名マンガ原作および2022年放送のテレビアニメシリーズの総集編2部作の前編に当たる。主人公たちが歌う(か踊る)アニメが乱立する昨今、「前向きな引きこもりの成長物語」として安心して見られるタイプの映画になっている。
山本倫生
4か月前
3
「マッドマックス:フュリオサ」(2024年)は、2015年公開の「〜怒りのデスロード」の登場人物を主役に据えた前日譚的“外伝”映画である。新規のキャラクター含め登場人物の行動原理が明確でない無為自然と言えば聞こえは良いが、つまるところ何が言いたいのかよく分からない2時間半であった
山本倫生
4か月前
1