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140字で映画はどこまでかたれるか。
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タイトルの通り、筆者が観た映画の回想録です。鑑賞環境は映画館の新作を中心にしていますが、基本的にはあまり拘りません。字数制限の都合上、警告なしでネタバレとなる場合もあるので注意。
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「オッペンハイマー」(2023年)は、原子爆弾開発の責任を負わされた理論物理学者の挫折と少しの成功を描く映画である。「原爆開発者の名前なんて誰が覚えているんだ!」と時の大統領に一喝される中間管理職の悲哀を滲ませるオッペンハイマー氏の境遇に寄り添う演出が印象的であったが少し長いよ。
山本倫生
7か月前
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「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション〜前章」(2024年)は同名マンガを原作とした全2部作アニメ映画の前段に当たる。突如出現した非日常に「慣れてしまった」世界に忍び寄る危機を盛り上げる段取り感は気になるものの、キャラクターの魅力を前面に出す演出でまずは及第点か。
山本倫生
7か月前
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「デューン砂の惑星part2」(2024年)は、2021年公開の第1部の続きを描くSF映画。前後編あわせて6時間弱を費やしながらまだ「序章」に過ぎない肩透かしな物語に腰と特にお尻のダメージは最高潮に達するのであった。完成しなかったホドロフスキーのDUNEも見たかったな……
山本倫生
7か月前
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「アメリカン・フィクション」(2023年)は、意に沿わぬ作品で有名人になった黒人小説家の気苦労を描くコメディ映画。大衆が求めるのは「分かりやすい物語」だとするアメリカ社会に笑ってばかりもいられない秀作なのだが日本では劇場未公開。入れ子式のオチも決まるゴキゲンな映画なのだが……。
山本倫生
7か月前
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