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140字で映画はどこまでかたれるか。
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タイトルの通り、筆者が観た映画の回想録です。鑑賞環境は映画館の新作を中心にしていますが、基本的にはあまり拘りません。字数制限の都合上、警告なしでネタバレとなる場合もあるので注意。
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「北極百貨店のコンシェルジュさん」(2023年)は、同名マンガを原作とした長編アニメ映画である。擬人化された動物をもてなす新人コンシェルジュの成長譚の一方で、大量消費文化を徹底的に糾弾する裏の一面ものぞかせる、一筋縄ではいかないオトナのアニメで外見に騙されると損をみる一作である。
山本倫生
1年前
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「大雪海のカイナ〜ほしのけんじゃ」(2023年)は、同名テレビシリーズ完結編と銘打った長編アニメ映画である。中途半端に終わったストーリーやテレビと変わり映えしないCGアニメなど「劇場版アニメ」の意義がどこに在るのか制作者すら分かっていない代物をたった独りで見る侘しさときたら…
山本倫生
1年前
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「ガールズ&パンツァー最終章〜第4話」(2023年)は、同シリーズの折り返し点で、実質的最終回と言っていい密度の濃いドラマが堪能できる重要なエピソードである。決勝戦に進んだ大洗女子学園の対戦相手が「あの学校」である蓋然性に期待もいや増すが「次」がいつになるかというと些か心許なく…
山本倫生
1年前
「アリスとテレスのまぼろし工場」(2023年)は、1991年という時間に留められた成長しない子供たちの反抗を描くジュブナイルファンタジーアニメ映画である。思春期のモラトリアムというありがちな題材でここまで攻めた作品を見るのは久しぶりであったが誰も見ていないのが本当に惜しい秀作だ。
山本倫生
1年前
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