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140字で映画はどこまでかたれるか。

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タイトルの通り、筆者が観た映画の回想録です。鑑賞環境は映画館の新作を中心にしていますが、基本的にはあまり拘りません。字数制限の都合上、警告なしでネタバレとなる場合もあるので注意。
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2022年4月の記事一覧

「シング/ネクストステージ」(2021)は「sing/シング」(2016)の続編にあたるジュークボックスミュージカルアニメーション映画である。自分の野望達成のためには手段を選ばない劇場支配人の底知れないドス黒さを味わうピカレスクものとして見るならそれなりという感じだが。うーむ……

山本倫生
2年前
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「銀河英雄伝説 Die Neue These〜激突 第1章」(2022)は、同名小説のリブート版アニメシリーズの第3期に当たる。原作第3巻の気宇壮大にして奇想天外な要塞戦を前にした地味な展開は、シリーズ構成的には必要だと分かっていても映画館で見るには不向きな内容で大いに不満である

山本倫生
2年前
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「グッバイ、ドン・グリーズ!」(2022)は、田舎のはみ出し者高校生たちが繰り広げる小さな冒険を描いた青春アニメ映画である。曰くありげだが何の意味もない「ヒロイン」や唐突に難病ものになってしまう謎展開など、脚本の作り込みが全く出来ていない、「映画以前」の問題作としか言いようがない

山本倫生
2年前
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安心して泣ける映画と聞いて、やはり映画を見て「泣く」のは恥ずかしいことなのだと再認識したところで、あなたにとって「泣ける映画」とは何なのか?と問いかけた時にどんな答えが返ってくるか。なかなか興味深いタイトル名が上がってくると思うのだがどうか。

山本倫生
2年前

「ブルーサーマル」(2022)は、競技グライダーに打ち込む大学生の姿を描くアニメーション映画である。登場人物の多さに起因する無駄な描写などで、肝心のグライダー競技の魅力がおざなりになってしまうという「●の名は。」以降の悪弊が祟る。キャラクターの恋愛感情なんて本当に必要なのか?

山本倫生
2年前
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「ザ・バットマン」(2022)は、同名コミックを原作としたヒーロー映画である。どの作品とも繋がっていないという意思表示としての定冠詞「the」を背負う意気込みは買うが、画面もストーリーも真っ暗な作風が現在の社会情勢にいまいちマッチしない感じで、見ていて非常に疲れる176分であった

山本倫生
2年前
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