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140字で映画はどこまでかたれるか。
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タイトルの通り、筆者が観た映画の回想録です。鑑賞環境は映画館の新作を中心にしていますが、基本的にはあまり拘りません。字数制限の都合上、警告なしでネタバレとなる場合もあるので注意。
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「プロミシング・ヤング・ウーマン」(2020)は理不尽な男社会に挑戦するオバさんの復讐を描くブラックコメディ映画である。「女もまた女の敵」という全方位に向けて毒を撒き散らす当たり屋気質の主人公の生き様を是とするか否かで評価が決まる、痛快無比の劇薬エンターテインメントであった。
山本倫生
3年前
「サイダーのように言葉が湧き上がる」(2020)は出会って恋して走って告白する「いつもの」アニメ映画である。一年の公開延期の間に「タギングを推奨するものではありません」というテロップ以外見直すとところはなかったのか、まともに機能していない脚本と演出に呆れる問題作であった。
山本倫生
3年前
2
「シャイニング」(1980)は世界で一番引用されたホラー映画の最高傑作だが今年(!)になってオリジナル全長版が本邦初公開を迎えたという不遇な作品でもある。レンタルビデオ世代には「今更?」感が無きにしも非ずだが、今となっては「国際版(119分)」も劇場で見たいと思うから不思議だ。
山本倫生
3年前
1
「竜とそばかすの姫」(2021)はインターネットの仮想世界で出会った美女と野獣の運命を描くアニメ映画である。語られるテーマからキャラクターに至るまで全てが自分からの借り物で映画が作れると思っている細田守の限界を目の当たりにしてやるせ無い想いに囚われる。側だけ整った空虚な駄作である
山本倫生
3年前
3
「ブラック・ウィドウ」(2021)は「キャプテン・アメリカ:シビルウォー」と「アベンジャーズ:インフィニティウォー」の間に起きた出来事を描くスーパーヒーロー映画である。「家族」をテーマにしたコメディタッチのスパイ映画という味付けが楽しい一作だが例によって興行が余計なことをして……
山本倫生
3年前
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