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トラウマを受け入れてから見えてくる愛着の問題
お久しぶりです、マルソルです。
今回はコチラの記事の続きです。
記事内で、
「愛着の問題」に気づいたと触れましたが、
今回は、その「愛着の問題」を
認めるきっかけとなった
「トラウマ」についてです。
私には「トラウマ」がある
と、ハッキリ思ったのは
ACワークをやった時でした。
過去の親子関係を振り返っている時
自分の中から消そうとしていた
「出来事」があったことを思い出しました。
でもこれは本当に「トラウマ」なのか。
そもそも「トラウマ」とはなんなのか。
その時の私は
知識不足で判断できませんでした。
機能不全家族と切り離せない2つの問題
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「今の自分の状態」と「自分が育った環境」
というところまではわかってきました。
そうして同時に
関連ワードとしてよく出てくるのが
次の2つでした。
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「愛着の問題」
いわゆる「愛着障害」と、
「トラウマ」
です。
これらは、機能不全家族という環境下での
親子関係を見れば
当然、生まれてくる問題で
子どもの人生に大きな影響を及ぼします。
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過去を思い出している時
頭に浮かんだ父との思い出。
ずっと心の端に
引っかかったままにしていました。
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触れなければ
自分の中でなかったことできるから。
でも、ACワークをしていると
触れざるを得ません。
心の端から少し動かすと
もう放っておいちゃいけないと思いました。
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だから一旦これは「トラウマ」だとして
改めて調べることにしました。
調べてみると、
今は「トラウマ」には
2種類あることを知りました。
「単回性PTSD」と「複雑性PTSD」です。
■「単回性PTSD」
単発的に起きた、
強い出来事でできたトラウマ。
■「複雑性PTSD」
慢性的で複雑化したトラウマ。
私の抱えているトラウマは、
親子関係の問題を抱えている人に多い
「複雑性PTSD」ではないか?
と思うようになりました。
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トラウマを抱えている私の根っこには
そのトラウマによって構築できなかった
父との健全な親子関係を
求める気持ちがありました。
純粋に「愛されたかった」という思いが
「愛着の問題」として
大人の私に大きく影響していました。
機能不全家族の中で子どもは
慢性的にストレスを感じ続け
それが「トラウマ」として心に残り
不健全な親子関係の中で
「愛着の問題」を抱えます。
そういうことに気づくまでに
「私は愛されていなかった」
という痛みを
受け入れないといけませんでした。
「自分と向き合う」というのは、
決して簡単ではなくて
自分の事実を受け入れていく
しんどさの繰り返しです。
それでも私は
「自分と向き合いたい」
と思います。
今日はここまで。
それではまたね。