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アダルトチルドレンの原因

今日はアダルトチルドレンになる原因を
大きく5つに分けてみました。

以前にも書きましたが
その原因の大半は

【養育環境で受けた”トラウマ”】

が元になっています。

▼アダルトチルドについてはこちらをどうぞ

アダルトチルドレンの原因

”不安定な家庭環境”
だいぶざっくりと書いてますが

これは子どもによって
ストレス耐性が違うことも含めて

子どもが不安を感じて
ストレスになるような状況全般のことです。

ここで大事なのは、

その”不安定な環境”
誰かと比べても意味がない

ということです。

当事者の子どもにとってその環境は
苦痛だったという事実だけで充分なのです。

1.虐待やネグレクト

DVやネグレクトはニュースで取り上げられ
事件になったりしていますが

実際は家庭という隠れた状況下で
表に見えないものも多くあると思います。

肉体的な暴力に限らず、
罵声や暴言、無視など心理的な虐待や
性的対象として扱う。

また食事や必要な衣服を与えない
親が家にいない、教育をしない

病院へ行かない、お金を搾取する
家に閉じ込めるなどのネグレクト。

これらが日常的に行われていると
子どもは自分の身を守るために

自分を抑圧したり
親に怒られないために
良い子を演じたりします。

その結果、大人になって様々な問題を
抱えてしまうことが多くなるそうです。

2.機能不全家族

「機能不全」というのは、

家庭内での役割やモラルが乱れ、
敬意や尊敬や尊重がされず

安定した一体感のある環境が
機能していない家庭や家族をいいます。

また独自のルールで子どもを縛り
プライバシーを侵略するなど

外部からは問題があると
わかりづらいものだとされています。


3.アルコール依存症の親

もともとはアルコール依存症の家族がいる
家庭の中で幼少期を過ごして

大人となった人々を指すものが
「アダルトチルドレン」でした。

お酒に依存した家族に振り回されたり
身の危険を感じることが日常的にあり

怯えながら大人になったことで
心身に大きな影響を残します。

4.毒親

子どもにとって「毒」となる行動を取り
悪影響を与えたり、負担になるのが
「毒親」です。

こちらも外から見ると良い親に映ることが多く
外部から気づかれにくい原因と言われています。

親が懸命に子育てをしているように見えて
実は親自身のプライドやエゴを満たしていたり

親が「自分たちの自尊心」を高めるために
子どもをコントロールしようと行動します。

それらが子どもにプレッシャーを与えて
子どもの幸せを邪魔してしまいます。

5.子どもの特性理解に乏しい親


子どもには、
よく泣く子、怒る子、大人しい子など

それぞれ特性があるだけでなく
そこには発達の差もあります。

脳の機能的な問題、いわゆる
「神経発達症(発達障害)」

などが隠れていたりもします。
そのことに気づかなかったり、理解がないと

親は上手く育てられない育児ストレスを
子どもにぶつけてしまうことも起こります。


おまとめ

調べていて思ったのが

複雑な家庭環境があって
同じものは全くないということです。

でも似たようなパターンというか
仕組みのようなものがあって

その中で幼少期を過ごすと
その中で身を守るための術を身につける。

その術は環境や子どもによって変わるけど
それもパターンがあるみたいだということ。

それから

周りから気づかれるものもあれば
そうでないものもたくさんありそうです。

あと、その日常が当たり前なので
子ども自身が異常だと思ってないということ。

むしろ、すごく良い家族だと
思っていることもあるみたいです。

だから、気づかない
だから、失敗が多い
だから、生きづらいと感じる

そうなって、過去を見て初めて
「あら?」
と大人になった今だから思う。

「うちってなんか変だったかも」

ということに。


今日はここまで。
それではまたね。



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