そこらへんの経営者

日本に「約25000社(約1%)」いると言われている「経常利益4000万」にあと一歩届かない「中の上」程度の会社の経営者

そこらへんの経営者

日本に「約25000社(約1%)」いると言われている「経常利益4000万」にあと一歩届かない「中の上」程度の会社の経営者

マガジン

最近の記事

経営者と選挙

2024年11月現在、兵庫県知事選挙の直後、広告代理店経営者の浅はかな行動が炎上しているようだ。 はっきり言って、その経営者は選挙と公職選挙法について、無知すぎる。 経営者にとっては、選挙は冗談抜きで、怖いものだ。 今回はこの辺りのことについて書き綴っていく。 少し生々しい話になるので、有料記事としてカギを付けさせてもらう。 もし、今から、はじめて、選挙に関わろうとしている経営者の人がいたら、自分を守るために読んで欲しい。 知らなかったで済まず、逮捕された人選挙に関わるな

¥300
    • note活動の第一期・決算公告

      今日で私のnote活動の第一期が終わる。 つまり、noteをはじめて1年が経った。 今回はこの辺りのことを書き綴っていく。 数値の変化まず3カ月前のデータ。 そして、本日のデータ。 両データを比較してみる。 直近の3カ月間分ではなく、あえて1カ月当たりの平均値を計算してみた。 (利益剰余金を営業年数で割る感覚) アクセス数 12923 → 13210 コメント数 21 → 31 スキ数 458 → 482 記事を投稿するペースは落ちているが、それでもアクセス数は微増

      • ABテストという単純で強力なもの

        しばらく休眠状態だったYouTubeチャンネルへ動画投稿を再開した。 そこで、新たな機能が追加されていることを知り、使ってみた。 ABテストと言う単純で強力な機能だ。 今回はこの辺りのことを書き綴っていく。 YouTubeの新機能どうやら2024年の夏ごろから、サムネイル画像のABテスト機能がリリースされていたようだ。 しかも、フルオートでABテストをしてくれる。 そもそも、ABテストとは? 例えば、Aという広告デザインとBという広告デザインを2つ作る。 そして、まずはA

        • 社会保険は譲らない

          2024年11月現在、可処分所得を増やすために所得控除の引き上げが議論されている。 所得控除の基本額(基礎控除・給与所得控除)が103万から178万へ。 これで学生バイト、主婦パートがもっと稼げる。 素晴らしい! とは、ならない。 今回はこの辺りのことについて書き綴っていく。 社会保険の進撃以前にこんな記事を書いた 半年前の段階で「2030年までに日本人は社会保険制度に制圧される」と書いた。 もっと、早まるかもしれない。 2024年11月現在、所得控除の引き上げが議論さ

        マガジン

        • 鍵付き(有料)記事
          8本
        • 生活・日常
          48本
        • リスペクト
          136本
        • 仕事・経営
          148本
        • 社会・経済
          29本
        • 法律・制度
          21本

        記事

          経営者と犯人捜し

          何かトラブルがあると、真っ先に犯人を捜し始める人がいる。 もしくは、真っ先に自分が犯人ではないことを証明しようと動く人がいる。 今回はこの辺りのことを書き綴っていく。 犯人捜し症候群おおよそのトラブルには、対応する原因がある。 そして、その原因をつくった犯人を捜すことになる。 ――― なぜ犯人を捜すのか? ここが一番のポイントだ。 世の殆どの人は「犯人は謝罪して責任をとる必要がある」と考える。 その結果、トラブルが発生すると、真っ先に犯人を捜そうとする人は多い。 また、

          経営者と犯人捜し

          無料相談は自己満足

          私はビジネスにおいて「無料相談」をやらない。 それどころか「見積無料」とも言わない。 昔はやっていたが、それはただの自己満足だと気付いた。 今回はこの辺りについて書き綴っていく。 無料相談に来る人最初に結論を言ってしまおう。 「無料相談」に来る人は、顧客になる可能性が極めて低い。 業種にもよるが、おおよその業種でそうであると思う。 もちろん、定形化して商品化されたサービスであれば「無料相談」や「無料体験」は有効だろう。 しかし、「無形の知識を提供する」という場合は、これに

          無料相談は自己満足

          【エンタメ】AIの凄さが1分で分かる記事

          以下、私がギャグで書いたプログラムである。 for(hour=0; hour<24; hour++){    if(hour==7){        //kcal += 500;    }    if(hour==12){        //kcal += 800;    }    if(hour==19){        kcal += 1000;    }} このプログラムコードが表す意味をChatGPTに聞いてみた。 「このギャグの意味が分かるか?」と。 そして、

          【エンタメ】AIの凄さが1分で分かる記事

          超富裕層の孫

          私は、この10年程で自分が「超富裕層の孫」だということを知った。 これを知っているのは、おそらく親族の中で私だけだろう。 今回はこの辺りのことについて書き綴っていく。 祖父が金持ちらしいことは知っていた実家は、約400坪。 そこに2つの建物があり、一つは父親と母親の住まい。 残りの一つに私と兄が住んでいた。 全て祖父の所有物だ。 当の本人は、別の場所に自宅を建てて引っ越した。 だから、私は祖父と一緒に住んだことはない。 私が生まれてすぐ、祖父は仕事を引退した。 同時に、

          地元の企業へ就職するのも悪くない

          私のような地方の田舎経営者の視点からは、若者が都市部へ流れていくのが如実に分かる。 サラリーマン経験が殆どない私としては、ビジネススピードの速い都市部で思いっきり仕事の経験を積めることは羨ましい。 若者が都市部へ流れていくのは致し方ないと思う。 しかし、地元の企業へ就職するのも悪くない。 今回はこの辺りのことを書き綴っていく。 上場企業に勤める義弟妻の弟は、上場企業に勤めている。 私と同じ年の妻より7つほど下で、現在は36歳。 私は義弟が中学生の時から知っている。 偏差値

          地元の企業へ就職するのも悪くない

          経営者とDXと会計知識

          昔から思っていたことがある。 財務に強く、会計知識が豊富な経営者の会社は、IT化(DX)が進んでいることが多い。 しかし、最近は「逆」なのかもしれないと思い始めた。 今回はこの辺りのことについて書き綴っていく。 DX、会計知識、どちらが先か?一昔前は、会計知識が豊富な経営者が進んでDXへ取り組んでいるように思えた。 しかし、最近は「逆」の傾向がある。 社内のDX化が進んでいる会社の経営者の中に、会計知識が豊富な人が多い。 どちらも結果は同じ事なのだが「どちらが先か?」という

          経営者とDXと会計知識

          売上と従業員数は少ない方が良い

          よく「売上(年商)〇〇憶」や「従業員数〇〇〇人」といった数値がアピールされる。 これは、はっきり言って、あまり意味がない。 むしろ、売上と従業員数は可能な限り少ない方が良い。 今回はこの辺りのことについて書き綴っていく。 売上と利益売上が表すものは、経済社会への影響力だ。 大きければ大きいほど、社会への影響は大きい。 しかし、ただ、それだけだ。 そもそも、売上というのは業種や仕事のやり方によって大きく異なる。 売上額だけを見て、その会社を評価することは、どんな優秀な経営者

          売上と従業員数は少ない方が良い

          熱量の高い人はチャンスタイム

          殆どの人は、熱量にバイオリズムがあると思う。 ある時は高く、ある時は低い。 経営者であれば、周りの人の熱量を常に観察した方が良い。 今回はこの辺りのことを書き綴っていく。 熱量とは?熱量が高い人は、普段と動きが変わる。 ・妙にモチベーションが高い ・妙に仕事が速い ・妙に仕事のクオリティが良い 社内スタッフ、外注先スタッフなど、人だけの話ではない。 自社全体、外注先全体など、会社単位で熱量が高まることもある。 経営者としては、これを上手く利用したい。 自分自身の熱量は

          ¥10,000

          熱量の高い人はチャンスタイム

          ¥10,000

          【雑記】金の稼ぎ方など知らなかったあの頃

          先ほど、私が会社をはじめてから最初に雇った社員から「PDFファイル」が送られて来た。 その元社員は、私と同じ大学の同級生。 彼(以下、K)については、以下の記事を見て欲しい。 Kが送って来たPDFファイルは、私たちが18~20歳の時、運営していたWebサイトのアーカイブだった。 Kと共に、バカな事ばかりやっていた頃の懐かしい記録。 大学のパソコンを使い倒して、Webサイトを更新していた。 そのWebサイトは、末期には月間10000以上ほどのアクセスがあった。 当時としては

          【雑記】金の稼ぎ方など知らなかったあの頃

          経営者の損益計算症候群

          1年程前に「仕事がなくて困っている」と言っていた経営者がいる。 コロナ後も前のように仕事が戻って来ず、苦戦しているとのことだった。 その経営者(以下、K氏)が最近、車を買った。 しかも、ハリヤーと軽トラックの2台だ。 お互いの知人を通してだが「儲かったから買った」と言っていたらしい。 嫌な予感しかしない。 今回はこの辺りのことについて、書き綴っていく。 コロナ融資の恐ろしさK氏は、夫婦二人で旅行代理店を経営している。 旅行代理店のコロナ禍。 これは、もはや説明の必要はないだ

          経営者の損益計算症候群

          【雑記】二人の弟子を取る

          最近、二人の弟子を取った。 それぞれ別の目的で師事された弟子だ。 また、経営者の部下としてではない。 今回はこの辺りのことを書き綴っていく。 一人目の弟子少し前、建築会社を経営している先輩から連絡があった。 息子(18歳)の進路相談に乗って欲しいとのこと。 嫌な予感しかしなかった。 話を聞いてみると、その息子は高校入学後、すぐに退学をしたそうだ。 そして、通信制の高校へ行きなおした。 人とのコミュニケーションに傷つき、コミュニケーション障害を患ったとのこと。 そして、大学

          【雑記】二人の弟子を取る

          京都の夜で日本の貧しさを憂う

          少し前、京都へ出張する用事があった。 その時の2泊、京都の夜を散策した。 そこで感じたのは「日本人の貧しさ」だった。 今回はこの辺りのことについて書き綴っていく。 圧倒的な客単価の差経営者としては、飲食店に行くと、どうしても「他の客の客単価」が気になってしまう。 立地から家賃、店内を見て水道光熱費を想像し、席数と客数を見て、脳内では「売上と利益のオートフェルミ推定」が始まってしまうのだ。 最後に見るのが客単価。 これでオートフェルミ推定が完了する。 インバウンド(以下、外

          京都の夜で日本の貧しさを憂う