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【ゲームの感想】いけにえと雪のセツナ PS4版

ストーリーは良いがその他がギリギリすぎるコマンドRPG



初見クリアまでの時間は21時間!
トロコンまで+6時間の27時間!
未購入者もOKの重度のストーリーネタバレなしレビュー

総評 評価B 14/25点

「あの頃、みんなRPGに夢中だった。
 とりもどそう、ボクたちのRPG。」

RPG大好きでちょいちょい昔のゲームも遊ぶ機会も増えてきた私。

こんなフレーズ見たら気になりまくるじゃないですか!?

でも遊んでみたらこんなものなのか??なんか思ってたのと違う??

面白くなくはないけどつまらなかったかも。

正確にはやってる最中はそれなりに楽しんでたと思うんだけど終わって振り返ると楽しかったという気持ちにはならない作品。

ボク達のRPGはとりもどせたのだろうか。

評価点についての説明は下記の記事に詳しく書いてます。


ストーリー ★★★★☆ 4点

数年に一度いけにえを捧げる事で世界の危機は救われてきた。

今回いけにえに選ばれたのはセツナちゃん。

主人公はセツナちゃんの最果ての地までの旅を護衛する事になる。

旅の終わりは彼女の死というのを知ったうえで。

最果ての地とはどういう場所なのか?

それだけが気になりすぎてどんどん先に進んじゃう!


遊んでて面白い度 ★★☆☆☆ 2点

  • 面白かったところ

  • ストーリーが気になっちゃう

ストーリーの先が気になって遊んじゃうのはRPGのいいところ。

ランダムエンカウントではないので戦闘のストレスは少ない方。

  • 癖のある登場人物

仲間キャラ全員に旅をする理由があってどうでもいいキャラがいませんでした。

全員揃って旅のご一行なのは良き。


  • ちょっと・・?と思ったところ

  • 敵の種類が少なすぎる

さっきのダンジョンに色違いの君居たよね?ってパターンが多すぎ。

ボスを除けば10種類くらいしかいないのでは?

いや、もっといたかもしれないけど。

  • 戦闘関連が大味

背後から接触すれば先制攻撃。

先制攻撃から必殺技1発で雑魚戦は大体終わります。

技を強化するシステムが意味を成していません。

強化しても何が変わったのか効果が実感できない。

ボスは初見はボコボコにされるけどレベル上げしなくても適正キャラに入れ替えて戦えばなんとかなる強さでした。

  • たまに配置されているレア魔物でゲームオーバーになりタイトル画面に戻される

シンボルエンカウントなのに超強敵のレア魔物の見分けがつきません。

めっちゃオーラ出すとかしてほしかった。

ストーリー進行の段階で所見撃破はまず不可能な強さ。

接触したが最後、このゲーム戦闘から逃げるコマンドはないのでほぼ全滅ゲームオーバーです。

戦闘BGMで気付ければアイテムで離脱は可能だけど・・

タイトル画面に戻されるので最後にセーブしたところからやり直しです。

オートセーブはありません。

  • 乗り物が不便

フィールドで道に対して乗り物が大きく降りにくいです。

降りれない場所で降りるボタンを押すと降りる演出が入るだけになるのでテンポ悪い。

降りれない場所だったら無反応でいいと思いました。

それか道を広くするなり乗り物小さくするなり。

  • 全体MAP、ミニマップがない

後半本当に迷子になります。

同じような景色なだけに一度通った道でも迷いました。

  • 装備と特殊能力

装備品についてる昇華という項目で獲得するとどうなるのかよくわからないものが多く説明は一切なし。

数値でわかるのはMP消費減少くらい。

回避率UP、耐性UP、クリティカル率UP、昇華確率UPなんてそもそもその数値がゲーム内のどこでも確認できないからどのくらい効果があるのかも不明。

  • 連携技

連携技自体は悪くないです。

ただ使用条件となる技とキャラの組み合わせがわからない。

主人公の技の一つにブロウビートという連携技が表記されていたとします。

誰のどの技との連携かまでは表記されていません。

ただ連携の欄にブロウビートと表記されているだけ。

調べる方法は全キャラの技を1つ1つ虱潰しに確認していくのみ。

プレイしていると技はどんどん増えていくのでそうやってサーチするのがとっても面倒になります。

でも技同志の連携なんだから仲間キャラ入れ替えるだけでいいんじゃないの?と思いがちだけど違います。

このゲームの技はレベルアップで覚えるのではなくお店で購入する付け替え式の装備的な扱いなのです。

厳密には装備品のスロットに付けるスキル玉みたいなやつ。

なのでよくあるRPGみたいに覚えた技は戦闘中に技コマンドで全て表示される訳ではないのです。

連携技に必要な技を各々が装備している必要があります。

技=装備に装着したスキル玉みたいなものなので装備を変更すると付け直しになります。

うーん、面倒!


グラフィック ★★★☆☆ 3点

キャラはいい感じ。

でも背景がなんか常に真っ白。


BGM ★★☆☆☆ 2点

全てがピアノ。

嬉しい時も、悲しい時も、戦闘も、街も、ピンチの時も、衝撃の展開の時も。

ピアノ嫌いじゃないけど合ってる部分もあるけど要所要所でなんか違う、盛り上がらない。


快適性・遊びやすい度 ★★☆☆☆ 3点

フリーズやバグの遭遇はなし。

終わってからの感想としてはストーリーしか良いとこなかったかも。

同じような風景でMAPがない点やシステムの説明不足は遊びにくい点。

アイテムの説明がなくても使えばわかるからOKだけどシステムの説明がないのはダメ。


ギリギリ遊べるラインで世にでたと思われるゲーム。

低予算でクオリティが低くなったのかゲーム遊んでない人が作ったのか。

ストーリーは良かったので悪いところを改善して次作以降に活かしてほしいです。

セール時や中古で安価で購入できるので短時間でなんかRPGっぽいのやりたい人はイケるかも。

期待値あげすぎると滑るかも。

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