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「今、ここ」に意識を集中する練習    ジャン・チョーズン・ベイズ著

選んだ理由
今年は、在宅ワークやオンラインが多く、中々外に出れなかったり自然と繋がれてなかったのですが、先日友人がタロットをしてくれて時に、あなたにはグラウンディングが必要ですというカードが出たので、あえてこの本を今読んでみることにしました。

①マインドフルネスによってもたらされるものについて
体と心と頭を集中して意識を集中させることで、全てを一つにし、清らかな平和な世界をつくる。生命と意識が一体になった状態をつくる。
マインドフルネスの度合いが高い人達は、繁栄している事が多く精神的にも健康である。人は、無意識でいる間、人生の多くを失っている。本当に生きているのは、「今」なのに「過去」「未来」「空想の世界」にいる。例えば過去を思い返し後悔に浸っていると、現在のことが厳かになる。
意識を過去・未来・空想の世界へ繰り返し出かけていく事はエネルギーの無意味な浪費だと著者は言う。マインドフルネスは心を鍛え人生の様々な困難等も冷静で安定した状態でいられるようになる。
全部で53週の取り組みがあって楽しそうですが、この中から、私自身が特にやってみようと意識をした、気になった内容を少しだけですが、ピックアップしてみます。

②3回深呼吸することについて
心というのは、絶え間なくざわざわしている。過去や未来、色々な空想を思い、休まっている状態ではないです。たった3回の深呼吸の間だけ、今ここに集中する練習をすると、繰り返しているうちに、心を静めることができるようになってくる。
心には、思考と意識の2つの機能がある。生まれた時は、純粋な意識だけで生きているが、話すことを覚えると言葉が心の中を満たしていきます。思考機能をオフにして、意識機能をオンにしない限り心は休まらない。心が生産モードから受容モードに切り替わることを、3回深呼吸の状態から心を静める事から始めたい。

③愛と慈悲の瞑想について
人に愛と慈悲を向ける前に、まず自分自身に愛と慈悲のメッセージをおくる。そうすると体が楽になる。一日一回の自分自身におくる瞑想は、まず自分を満たして自然にあふれ出し周囲に広がるという。

気付き
この著書には、マインドフルネスな取り組みを53の練習から書かれている。
これから年末年始、自分を見つめ直すとても良いチャンスなので、ひとつ一つ、楽しみながら整えていきたいと思います。
この著書には、練習内容と、この練習による気付き、深い教訓、自分を変える言葉が、取り組み練習ごとに書かれている。自分を見つめ直すには良いチャンスだと思いました。


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