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【海外フェス参加備忘録】Primavera Sound2022は最高だった!③

こんにちは。Marupiです。

この記事では、Primavera Sound2022の2日目に参加した感想を綴っていきます。

前回の記事は以下よりご覧ください。

さて、前回の記事でも少し書きましたが、Primavera Soundの嬉しいポイントの一つは、フェスが始まるのが夕方からであるというところ。

参加2日目も、午前中~お昼にかけてバルセロナの街を散策することができました。

地下鉄でカンプノウスタジアムに足を運んだり、

FCバルセロナの本拠地、カンプノウスタジアム

前日にはなりますが、ピカソミュージアムにも行けました。

作品の数が多く、じっくり回っていると2時間ほど時間がかかりました。

散策した中で特に感動したのは、Pasterelia Hofmannのクロワッサンです。

マスカルポーネのクロワッサンが特に人気なんだとか。こちらはマジパンのクロワッサン。

もしバルセロナを訪れる際は、是非立ち寄ってみてください。

では、2日目の6/10に観たライブについてご紹介していきます。

私が観たアーティスト~6/10 Fri~

元々の予定では、スペインの地元バンド、Apartamentos Acapulcoを観るはずだったのですが、ホテルでダラダラしてしまい間に合わず、この日は20時頃からの参加となりました。

20:15~21:15  Brittany Howard @Estrella Damm

美しく圧倒的な声量に心が震えました!

1曲目はFunkadelicの『Hit It and Quit It』のカバー!!
ブリタニーとバックコーラスの歌声がそれはもうあたたかくって、耳が幸福状態に。

比較的早い時間帯でのステージだったので、そこまで観客ぎゅうぎゅうというわけでなかったのですが、
ソウルフルな演奏と、パワフルで高揚感のある歌声のエネルギーが会場中にぐわんぐわんと振動するような、力強いライブでした。

ブリタニーの名作「Jaime」の楽曲はほとんど演奏してくれましたし、
最後の曲がNina Simoneの『Revolution』のカバーだったもんで、もう涙腺崩壊&満足感でお腹いっぱいに。しょっぱなから凄いもの見ちゃった感。

【フェス飯】フードエリアでおにぎり屋さんを発見

ブリタニ―の後は観たいステージが続いていたので、小腹を満たしておくためフードエリアに向かいました。
そこでなんと、おにぎり屋さんを発見!
その店の名も、「omu」。かわいい。

スペインでもおにぎりは大人気!

メニューは、スパイシーサーモン、うなぎ、アボカドわさびなどなど・・・。
あの有名な名古屋めしの、天むすもありました。

迷った末私が選んだのは、かつお節マヨです。

上にも中にも具がぎっしり!!!

このおにぎりの3/4を具が占めていました(笑)サービス精神てんこもりです!
ご飯は酢飯でした。

バルセロナに実際にあるお店なので、興味がある方はぜひ、スパニッシュおにぎりチャレンジしてみてください。

21:45~22:30 The Murder Capital @OUIGO

アドレナリンがほとばしるパフォーマンス!

翌日のViagra Boysでも同じ感想になるのですが、スペインってポストパンクバンドの熱狂的ファンが多い気がします。

フロントマンのJames McGovernを、まるで復活したイエスかのように見つめる前列の観客たちが印象的でした。
『More Is Less』では、「ドゥドゥドゥドゥドゥドゥ・・・・」というギターイントロ(語彙力笑)~サビで、まるで暴動と言わんばかりにモッシュが起きていました。

22:35~23:25 IC3PEAK @Plenitude

PlenitudeはOUIGOの隣のステージなので移動も楽ちんでした。

念願のIC3PEAK。

IC3PEAKに興味を持ったのは、『Смерти Больше Нет(Death No More)』のMVを観てから。
作品ももちろん好きなのですが、ホラーでゴシックな見た目が印象深く、気になっていたアーティストです。
SNSでもショートムービーをたまに更新しているんですけど、毎回見てしまうくらいには癖になります。

ご覧の通り、明らかに政府批判の姿勢を表現したこのMVが政府に目を付けられて以降、国内でのライブ活動が出来なくなってしまった2人。

ステージのスクリーンには、マイクに取り付けられたゴープロで、Anastasia Kreslinaの顔が映し出されていました。
叫ぶように歌うAnastasia、とにかく歌が上手いんですよ。
Nikolay Kostylevは、淡々とパーカッション・シンセ・ギターを持ち替え演奏していましたが、その姿も気迫に満ちていました。
ジザメリが観たくて途中離脱。

上から観たIC3PEAK。

23:20~00:35 The Jesus and Mary Chain @BINANCE

このあたりの時間帯は、観たいアーティストが沢山被っていて取捨選択が大変でした(笑)

初めて観たジザメリ、噂通り爆音のディストーション・ギター。ノイズが気持ちいいです。
ただ、思っていたほど爆音でもなかった・・・かな?
フェスだから音被りしないようにとか、色々あるのかもしれません。

お客さんも年齢層高め

ジザメリは最初の2~3曲聴いて、Pull & Bearへ移動。
今回のPrimavera Soundの私の一番の目当ては、M.I.A.。
ステージ付近に着いた頃には人が沢山。
酩酊している人たちを掻き分けて、なんとかステージの前方へ。
人混み嫌いな私がこの3日間で一番頑張った瞬間です(笑)

VIPエリア裏手はこんな感じの雰囲気です。

00:25~1:40 M.I.A. @Pull & Bear

「最高」という一言に尽きる1時間でした。

爆音とともにサイケデリックな映像や、巨大なネオンの十字架の映像が終始チカチカ。会場の熱気は最高潮に。
前に立っていたお客さんは、鼻から何やら粉末を吸い始め、周りにも勧める始末(;°-°;)))

サイケデリックな映像で気分が高揚します!

『Paper Planes』では、 Taylor Swiftの『You Need To Calm Down』や Lordeの『Royals』を挿入していたりと、ユーモアも溢れるM.I.A.。

Bordersでは14人の合唱隊が登場。

終盤になると、M.I.A.のスピリチュアルな世界観どっぷりで、
『The One』の曲の始まりに“This is when I had to kill my ego and have a conversation with God”と言葉を発し(うろ覚えだから少し違うかも)、十字架の前に膝をついて歌い始めた時は、心底感激しました。

最後の曲『Marigold』では、会場一体となって合唱が起きました。

“When times are difficult
困難な状況下では
We're gonna need a miracle
私たちには奇跡が必要だ
When things are critical
物事が致命的なとき
We're gonna need a miracle“
私たちには奇跡が必要だ

スペインまで来て良かった。そんなシーンがいくつもあった最高のステージでした。

帰りにチラ見したThe Smile。人が多すぎて近づけず。

冷めやらぬ興奮でその後どうやって帰ったかは覚えていないのですが、無人の街を友達と3人で歩けるところまで歩いたのは覚えています。
(治安の悪い場所もあるので夜中に歩き回るのはあまりお勧めしません)

帰り道、大通りの真ん中に、スマホで大声で喋りながら、しゃがんで用を足している女の人がいたことは妙に覚えています・・・(笑)

購入したグッズがこちら。
1日目に買ったものも混じっていますが、M.I.A.のサイン入りTシャツが買えたことが嬉しかったですね。

フェスの公式トートバッグは、出演アーティストが元素記号になっているデザインのもので、かわいいです。2つ購入して、普段使いしています。

何度挑戦してみても、ライブの感想を書くのってやっぱり苦手です^^;
思っていることを伝えるのって難しいなと痛感。

3日目の感想ものんびり書いていきます。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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