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約1年間のトイトレ記録(2y6m~3y5m)

✒︎2024-5-21

つい最近、3歳5か月の娘のトイトレが一段落(?)したKです。おトイレできたよ記念にここに記録を残しておくとともに、トイトレどうしようか…とお悩みの方に、何か少しでも参考になれば嬉しく思います。


〜トイトレ座談会もあるよ〜


トイトレについて、娘の育児を始めてからちょくちょく目にする(耳にする)ワードで、具体的にはどんなことをするんだろう?と気になっていたので、本格的に開始する前からネットやSNSで少しずつ情報収集していた。1歳前や2歳前から始めてうまくいったと言う例も時折見かけるが、ほんとうにすごいな〜と、、当時そばにいる2歳前の娘を眺めながら、いや…まだ難しいよねえと、とりあえず情報を見かけたら頭に入れとこうと、そんな日々を過ごしていた。

幼稚園に通わせようとは考えていたので、入園前にはおむつが取れてるといいな〜とのんびりしていたように思う。

以下、集めた情報と、その中で個人的に大事かなと思うこと(見出しにしてる◎印の太字の部分)と、実際の記録



トイトレ開始時期と、医療機関からの警鐘

・一般的に、トイトレ開始時期に最適な季節は夏だと言われている。
夏は汗をたくさんかくのでトイレの間隔が開き、トイレに誘うタイミングが見計らいやすくなるため
夏は薄着なので、パンツ一枚でも過ごせるため(すぐに脱ぎやすい)
夏は洗濯物や濡れたものがよく乾くため

・開始年齢はとくに決まっておらず様々だが、いちばん大切なのはそのこに合わせて開始すること。2歳の夏、とも言われている。3歳の夏とも。(意思疎通がしやすいからかな?)

・トイトレ開始が早すぎると排尿障害になることがある、と医療機関から警鐘が出されていて、トイトレは焦らないで2歳半以降ですると良い、とも言われている。

◎おむつが濡れていない間隔が開いてきたとき

そろそろおむつかえようかな~?とおむつを確認したとき、あれ?まだおしっこ出てない、みたいなことが多くなってきたときはトイトレ開始のタイミングのひとつ、と言われる。

◎意思疎通ができる、おしっこが出たと言える

おしっこ出た?うん!などのやりとりができたり、お互いに意思疎通できるとより進めやすい、とも言われる。


上記の項目を多く満たしている、ということで2歳半でトイトレの準備から始めた。

梅雨の時期だったこともあり、トレパン(トレーニングパンツのこと 股からおしりの生地が何層か重なっていて分厚くなっている おしっこがでたら濡れたままなのでおむつよりも不快感が感じられるアイテム)は、洗濯しても乾きにくい、トレパンは卒業したら履く機会がない、と書いてあったので、トレパンのレビューなどいくつか比較して悩んだ結果、今後も履けて、トレパンに比べると乾きやすい布パンツをたくさん用意することにしてみた。

・パンツを洗濯するわたしのテンションが上がるような可愛い布パンツを12枚用意
(多すぎた 6枚くらいでよかった、とも思ったがこれはこれで、必ずストックがある、という安心状況を作り出せたのでまあ良しとする)
楽天でampersand(アンパサンド)の布パンツを購入。サイズ100で2y6m~3y5mの今もはけてる。(まだしばらく履けそう)
今シーズン発売のデザインではないものも中にはあり、そういったものは250円~で少しお買い得に購入できる。前シーズンのものでもかわいいデザインが色々あって選ぶのが楽しい。
名前を書くタグもついてるので園でも使える。(ほとんど外側にタグがついているが、ものによっては内側にタグがついたものもあった。タグが肌に当たって嫌かも…と心配していたが、特に肌に影響も無く娘は気にせず履いてくれているようだ)

今回わたしのテンションを上げるためにわたしが選んだが、こどもに好きなパンツを選ばせるのも本人のやる気に繋がる。<トイトレ座談会>より


・トイレにセットするこども用補助便座を用意
取り急ぎ店舗でいないいないばぁのワンワンのものを購入。
現在は2Fに置いてある。

後にリッチェルのソフト補助便座を購入。1F用。

このリッチェルの補助便座がかなり良い。軽くて扱いやすく1人で座りやすい。滑らかで凹凸も無いのでお手入れも簡単。ひんやりもしない。マットなライトグレーでトイレにも馴染みやすい。全体が柔らかいのでトイレが傷つく心配もない。


・トイレステップ(トイレ用の踏み台)を用意

店舗でプラ製のものを購入。踏み台さえあれば自分で登ってもらえる。2F用にも購入したいところ。


・トイレに馴染んでもらおうとトイレの絵本を購入

心優しいおトイレさんに大人も癒される

『おトイレさん』 作・絵 きたがわめぐみ 出版社 教育画劇
おトイレするこをおトイレさんが応援する絵本。絵もお話もかわいい。


◎お漏らししても怒らないこと

怒ってしまうと自信をなくしたり、トイレ自体が嫌になったり、プレッシャーになると排尿障害が起こりえる。それは避けたい。

そして、この時期のこどもの膀胱の仕組みは、反射的におしっこがでてしまうというものらしい。

参考リンク・日本小児泌尿器科学会 小児の排尿機能発達・尿失禁症よりhttps://jspu.jp/ippan_013.html

(そもそもの体の仕組みについて、知識があると親の心持ちも変わると思うのでぜひ一読をおすすめしたい)

当時も情報収集はしていたのだが、この、反射的におしっこがでてしまう、という情報まで辿り着けず知らなかったわたしは、最初のうちは濡れちゃったね〜拭くね〜などと穏やかに対応できていたのだが…。お漏らしが何度も続くと、もともとわたしのキャパシティが小さい事もあり、モー!!となってはいけないと頭では思いつつ、、おしっこ出るなら教えてって言ったでしょー!!と感情的になってしまっていた。仕方のないことにもかかわらず。当時から知っていればもう少し娘への対応が変わっていたかもしれない。
(この知識をつい最近知ってから、わたしの勉強不足のせいでごめんね、という娘への後悔の気持ちでいっぱいになっている)

そんなこともあって、わたしは一旦トイトレをやめた。おそらく3日もたたず。怒りたくないし、おしっこすることが嫌になるといけないと思った。娘もおむつがいいと言っている。

夫も幾度かトイレに誘ってみるも、効果は特に無く。トイレのドアにシールを貼れるようにして、トイレにシール貼りに行こう、と言うとたまに来てシールを貼ってくれる。(シールを貼るだけ)


一旦トイトレやめたので、違うアプローチをしようと絵本を追加購入。

今となってはどの絵本も思い入れのある絵本だ

左:『おトイレさんびょうきになる』 作・絵 きたがわめぐみ 出版社 教育画劇
おトイレさんシリーズの続編。おトイレが詰まったらどうする?と言うお話。

中央:『トイレ いけるかな』 作・絵 わらべきみか 出版社 ひさかたチャイルド
かわいいイラストとわかりやすいシンプルなストーリー。動物たちがおまるや和式トイレや洋式トイレでおトイレするお話。

右:『とんとん「はいってます」』 作 きたやまようこ 出版社 あすなろ書房
おトイレに行きたいうさぴょんがドアをとんとんするお話。

どれも興味を持って読みはする。(読むだけ)


2y9m。変わらず進まず。そういえば、いきなりおトイレに行くよりもおまるがいいという情報もあったなあと思い出し、うちでもそれやってみよう〜と、ベビービョルンのかわいいおまるを購入してみるも、おむつがいいと拒否される。

おまる購入当初は、積極的におまるに誘ってみるも効果は無く。いつの間にか忘れ去られ置き物になるおまる。埃をかぶるおまる。


3y2m。幼稚園入園まであと2か月後とすぐそこまで迫って来ている中、ついにおまるでできるようになる。(入園説明会のとき園長先生は、無理におむつを外さなくても良いですよ、おむつで来ても大丈夫ですよと言ってくれてはいた)

娘はその頃動画を見ることが大好きだったので(今も動画見るの大好き)、おむつじゃなくて布パンツ履いてる間なら動画見ていいよ〜おしっこしたくなったらおまるでしようね〜作戦で、苦肉の策ではあるがおまるでできるようになった。なんとか入園前に日中だけ布パンツデビューできた。やり方がやり方なので多少複雑ではあったが、それでもやっとひとつ段階を経たような気がして嬉しかった。

そのことを入園後同じクラスのママに話すと、物で釣るのでも、それでやってくれるならどんどんやっていいと思いますよ〜と言ってくれた。心強かった。みんなそれぞれ色々なことを乗り越えているのだろうと想像した。


◎みんなもおトイレでしている、という環境

幼稚園では、みんなでトイレに行くという時間がお昼までに3〜4回ほどある。幼稚園のトイレに慣れる、という目的でもあるだろう。(もちろん、出ない時は出ないねで終わる)朝、幼稚園に登園したとき。お外で遊ぶ前。お外で遊んだ後。帰る準備をした後。幼稚園という、おうちとは異なる環境と、みんなと一緒におトイレに行くという習慣のおかげで、入園して1か月、娘はおうちでもおしっこ!と言っておトイレに行けるようになった。

おトイレできたよ記念日
何気なく先生に、幼稚園でおトイレできてますか?と聞いた日の事。
娘は幼稚園ではおトイレに座るだけで、家に帰ってからおしっこ!と言っておまるでする日々だった。トイレの間隔がもともと開いているタイプというのはなんとなくそうなのかなと思っていたが…、先生は、お家でも大人用のおトイレに行く練習ができたらいいかもしれません、と言ってくれた。私の足に引っ付きながら、私と先生の話をそばで聞いていたのかな?その日帰ってから、おまるじゃなくって大人のおトイレに行ってみる?と誘った時、素直にうん、とついてきてくれたのだ。
これがこども用の便座だよ〜と、説明しながら娘と一緒に補助便座を出す。いいぞいいぞと思いながら踏み台を良さそうな位置に引き出して、登ってもらい、座ってもらう。できた。その時は嬉しさと驚きと、成長したんだなあと、今までのことを思い出して泣いた。夫も喜んではしゃいだ。
その日、2Fのおトイレでもしてみせてくれた。急だ。急だけど嬉しい。その日から、おまるを使うことはなくなった。


他、情報を集めてみて、見通せたこと、運がよかったことなど

◎トイトレ成功は本人次第であるということ

この言葉はトイトレする前から見つけていて、そうなんだ〜と知ってはいたので、この言葉に救われたし甘えた。トイトレが全然進まなかった間も、この言葉のおかげでかなり気持ちが楽だったように思う。こちらがトイレに何度も誘っても、やだ、行かない、おむつでする!とのこと。でも本人の気持ち次第だもんな、と。
物(動画)で釣って、日中はおまるでできるようになり、幼稚園に行き始めてから一気に進んだトイトレ。入園して1か月ほど経った今、おしっこ!と言っておうちのトイレで補助便座ありでしているのを見守っている。3y5m。本人のやる気次第なのは本当だったように思う。

・卒園するときにおむつを履いてるこは今まで1人もいませんから、焦らないで大丈夫です。という園長先生の言葉
まだおむつのこもいた入園当初の、園長先生からの希望がみえる言葉。園長先生が言うなら大丈夫なんだ。

・猫と一緒に過ごしている年数のほうが長く、猫はよくどこにでもゲロを吐くので都度片付けていたからか、お漏らしを片付けることはそれほど苦ではなかった。
(お漏らしを何度もされて、モー!!となっていたのは、お漏らししたことにではなく、おしっこ出る前に教えてって言ったでしょーなんで教えてくれないのー!!のほうにモー!となっていた…知識不足だったばかりに、娘に無理なお願いをしてしまっていた)

・トイトレ完了前の尿検査
幼稚園入園後すぐに尿検査があったので、どうしようか…と色々調べたら同じ境遇の人のブログがたくさん出てきた。
いろいろみた中で唯一すぐに実践できそうだったのが、水遊び用の紙パンツ作戦だった。普通のおむつだと吸水してしまい搾り出せないので、水遊び用の紙パンツを(お漏らし覚悟で…大きい防水シーツも必須だった)、夜、または早朝に履かせて、でたおしっこを紙パンツから搾り取ってそれを尿検査用のスポイトで吸う、というものだ。水遊び用の紙パンツ、ちょうど去年の夏のあまりがあったので一安心。もしかしたら再検査になるかもなと覚悟していたが、再検査になることもなく乗り越えた。発信してくれてほんとにありがとうと言う気持ちになった。

・新たな問題
布パンツを履かせていることを忘れて、布パンツのまま娘がソファや車で寝始めた時、夫とやばいやばいと言いながらわたわたする(こういうことも幸せな瞬間のひとつだなあと感じる)

・今後の課題
うんちの時もおトイレでできるかな?ということと、夜のおむつはずし、おでかけの時や長期間ドライブの時どうするか。

今後も引き続き情報収集しながら、娘と一緒に、娘のペースで焦らず乗り越えていきたい。(先輩方の情報求む)

おわり


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