『マルクス解体』メモ1
本屋で平積みになっているのを見て、「プロメテウス・・・なんかかっこいい。表紙もかっこいいやないか・・・」と気になっていた本。職場の人と話して、思い切って読んでみることにした。今の仕事にはきっと何のプラスもない気がするけど、なんか読めたらかっこいい気がする、という謎の動機。
せっかくなので、メモをとりながら読んでみようと思う。誰かがアウトプット大事と言ってたし。
メモにすらならない可能性も多分にある。わからんことをただただ吐き出したり。
できれば1日1ページでも読んで何かしら残しておきたい。
ちなみに
僕のマルクス経済学とか経済学への理解は次ぐらいのレベル。(つまり基礎もなにもない)
・マルクス・・・資本主義の次は社会主義!といった人。
・社会主義・・・いろいろ管理して、みんな平等。努力してもしなくても同じ。高い倫理観が求められる。ある種公務員的な社会。共産主義とは違うんだろうけど、何も見ずに説明はできない。
・資本主義・・・お金持ちの人がお金を増やせる仕組み。雇用者と被雇用者(=労働者?)の関係。市場への信頼(これは自由主義?)。
・唯物史観・・・わからん。。。
・弁証法的~・・・わからん。。。
今日は「はじめに」のP.12まで読んでみた。(つまり「はじめに」のはじめの方。始まりはまだ終わってない)
メモ1(はじめに p.7~12)
・いきなりプロメテウスとかおしゃれ。神話かっこいい。
・環境の観点からはもはや資本主義は人類を終焉へと導くものでしかなく、マルクスが言う「資本主義が歴史的進歩をもたらす」とかもう言えない。
・だから「マルクスじゃない」とはならず、マルクスを解体したうえで、あくまでもマルクス主義の立場から明るい展望を。← マルクスが言ってることにヒントがあるということ?
・史的唯物論・・・わからん。
・「人新世」見たことあるけど知らん。新しい宗教かなんかかと思ったら、地質学の言葉だったのか。
・「自然の終焉」が弁証法的に「自然の回帰」転じる・・・弁証法的にってどういうことやろ。自然が人間を屈服させる、自然の制御不能性、てことは、自然が猛威を振るった結果人がいなくなって自然に還る、的なことなのかな。弁証法的がわからん。
・マルクスの物質代謝論に基づく「方法論的二元論」・・・あえて二元論をとってみる的な?物質代謝論とはなんぞや。。。
・「資本主義のせいで環境が破壊されているから、資本主義やめるべき」という考えが生じている、それぐらい環境破壊がひどい、ということかな。
・マルクスはエコロジカルなポスト資本主義を描いていたのか。マルクスとエコ・・・全然結びつかん。
今日のまとめ
読んでみた結果、わからないことが増えた。
今のところ、「資本主義のせいで環境問題やばい。でも実はマルクスさんがヒント言ってたから見てみよ。」ぐらいの理解。
にしても、プロメテウスの話考えた人すごい。この神話が創られたときから、技術の進歩と過信する人間っていう構図は変わらないのかな。
あわせて、コテンラジオのマルクス・エンゲルスの会も聴いてみよう。
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