断酒してみようと思います。
皆さんこんにちは。山崎丸光です。
先の更新から随分と時間が経ってしまいました。約半年、典型的な筆無精です。ありゃまーってなもんですね。
そんな間にも月日はツラツラ流れていた訳ですが、いやはや大変な世の中になってまして。
新型コロナウィルス・COVID-19ですか。今年の冒頭には予想もつかなかった様相を呈しています。外出の自粛要請(この言葉納得出来ないんですけど、まぁそれは今は置いとくとして)に、各種イベントの中止。かくいう私も5月に予定していた舞台のAURYN「トゥイードル」が公演延期と相成りました。稽古が出来ない現状など実質的なテクニカル面も勿論ですが、出演者や関係する方々、観に来て下さるお客様の安全を第一に考慮しての決定でした。しかし、無念の一言に尽きますね。
そういった自分事他人事も含めて全ての事柄が、まさかまさかの内にあれよあれよと今に至った、そんな印象を受けています。
さて、そんな最中の突然ですが、この度わたくし、「断酒」にチャレンジしてみようと思います。なんてどうでもいいチャレンジなのでしょう。知ったこっちゃ無いですよね。でもやります。断つ、酒を、と書いて、断酒、そう文字通り、「断酒」です。
なんでかって要因を挙げますと、幾つか理由はあるのですが、一番大きいのは、単純に酒量が増えてしまったからです。
ざっくり計算したところ、ここの所、一回の飲酒におけるアルコールの摂取量は、日本酒に換算すると4.5合~5合程度だったようです。ビールが好きなので、一先ずビールの500缶を2本飲む。その辺りでエンジンがかかり、その後ダラダラ飲んで4.5合~5合に至る、みたいな飲み方ですね。
まぁ、あんまり身体には良くは無いはず。
そして私は大体週6のペースで酒を飲む人間。元来、宅飲みは勿論、居酒屋も好きですし帰り道に缶ビール片手にゆるゆる帰るなんてもの好きな人間なんですが、今、お酒を何処でどう飲むか?となると、概ね宅飲みしかない出来ない昨今なわけです。ほぼ。なんせどの自治体も家から出ないでくれって仰るのだから、酒飲みが酒を飲みたきゃ家で飲むしかないですわ、ええ。
で、家で飲むと今まで私たち酒飲み(そう、酒を飲むのが好きなアナタだ)を引き留めていた色んなリミッター(終電、お店のラストオーダー、自転車で用を足した帰り、天候、等々)が自然無くなるわけです。するとどうでしょう、何時までもどこまでも飲めてしまう!しかもゴールの布団はすぐそこ!そうなったらもう、酒!飲まずにはいられない!ビール・酎ハイ・ハイボール、濃さも量も自由自在、キッチンは私の寡占市場。もう心持ちはブレーキの壊れたダンプカーです。おうちでお手軽スタン・ハンセンです。酒ウィィィィィィィィィ!!!
挙句、今はアプリ一つで簡単に仲良しお酒飲みたちとリモートで飲めちゃう。よって寝るギリギリまで飲む、楽しく、ほぼ毎日、これじゃ体に良い訳ないよ。植木等も言ってました。植木等は居酒屋でハシゴ酒だったけど、ほぼ同じことにしときます。
「別に宅飲みにシフトしたって、注意すればそんな深酒はしない」という方もおられることでしょう。その通りです。そんな貴方は賢明です。輸血して賢さを少しばかり頂戴したい。(別に私もそれほど深酒ばかりする訳ではありませんが、賢く飲めてるかと言えば全くもって疑問符。いや、でもそもそもお酒を賢く飲むとは、何なのだろう。賢さとは・・・?)
幸か不幸か、わたしは比較的お酒に強い方なようで、現時点(宅飲みで)で致命的なミスを犯したとか、内臓疾患になった、アルコール依存症になった、という確実な出来事は起きてないのですが、このままだと、そういった状況に至らないという絶対的な自信は無く、むしろ、そうなりそうな「雰囲気」の方が濃度を増してきたのでは….と感じ始めたのです。少し酩酊することもありましたし。そういった経緯から「断酒してみるか」と思い至ったのでした。
ということで「断酒」やってみます。というかもうしてるんですけどね。先日の日曜日から飲んでないので、今日で4日経ちました。日を跨いだのでこれから5日目に突入します。
20歳頃に飲み始めて以来、飲める時は飲んできました。これまで一番長く飲まなかったのは、盲腸をやった時とかですかね。いや、ファルセットを多用して歌わねばならない芝居をした時に、試しに断酒してみた事があったけどその時以来かな?とにかく珍しい事ではあります、私にとって。
果たして私の体と心に、どんな変化があるのか。今の所不思議と辛さとか、飲みたい!という気持ちにはなっていません。むしろ、人体実験をするみたいで楽しみです。変なもんだなー。
とりあえず目標は1か月間ですね。意外と平気そうなら2か月、まだまだイケそうなら3か月と、延ばせるようにチャレンジしてみます。
そんな断酒記録を、なるべく細かくコチラで報告出来ればと思います。
軽い気持ちで眺めて頂ければ幸いです。
それでは!