見出し画像

寝たきり⇒在宅介護卒業

介護離職してからそろそろ2年がたとうとしています。
在宅介護している認知症の父(要介護4)、
通称たーさん。

4月末ごろでしょうか、
ウロウロして転倒したことがきっかけ!?でしょうか、
ある日をさかいに、起き上がることを
とうとう拒否するようになってしまいました。

それは同時に、トイレで介助してあげることは
もうなくなってしまったということです。
食卓でご飯を食べることもないということです。

当たり前のことが急にできなくなるもんなんですね。

なのでやり方も分からない私は、
急遽ヘルパーさんに朝晩のオムツ替えをお願いすることに。

そんな矢先でした。

軽い呼吸障害が見受けられたので、
訪問看護師にも相談して、
あわてて救急車を呼び搬送することになりました。

検査入院となりましたが、検査の結果は
軽い脱水症状はあるものの、他に悪いところなし。
認知症の進行によるものと思われるとのことでした。

しかしこれでとうとう、
完全寝たきりのフェーズになってしまった。
今後の介護はどうしようか。。。

今までは1日2、3回でも、
起き上がって排泄と食事は出来ていたので
在宅介護も可能でしたが、
これからは誤嚥の心配や寝衣の着替え拒否、オムツ交換などを考えると、
専門の方にお願いするしかないなあ、という結論に至りました。
突然の在宅介護卒業です。

そんなこんなで、
世間は楽しいGW真っ只中の出来事だったのですが、
現在は療養型病院に転院しています。

転院先は、救急病院のソーシャルワーカーの方が見つけてくださり、
2週間ほどでスムーズに転院できました。

ただ1日15分の面会時間しかないのと、その他、病院はあくまで「看護」であって「介護」ではない対応に、最初はちょっと戸惑いました。
というのも、拒否があるとはいえ、持参したパジャマが破れていたので
当初ちょっと不安に感じたのです。
でも冷静に考えると
まあ今まで過保護なぐらい、在宅で人員と時間をさいていたので、いたしかたないと思ってはいます。
ちょっと複雑な心境です。

でも一点、病院なので、
リハビリは理学療法士の方が毎日40分も施術してくれていて、
とてもありがたく思っています。

そうはいってもこの療養型病院の入院も
「60日まで」という決まりがあるので、
早々に退院先の施設を探しています。
急性期病院(2週間程)⇒療養型病院(60日)⇒次は在宅or施設
この流れなんていうのも、全然知りませんでした。
そして各病院には、
次の移転先をサポート下さる方がいることも。

しかしまあ今回の件でもそうなんですが、
介護の世界は知らない事だらけ、と改めて痛感。
自分で体験して知ることがほぼです。

積極的に情報収集しないといけないものなんだろうけど、
なんせ時間にも終われる日々なので、
圧倒的な情報不足。
ネットで調べる範囲しかわからないし、あってるかも分からない。
福祉用具も借りるけど、思ったようなものがなかったりもする。
結局ネットでみたりとか、知恵を絞ったりしてるけど、
やっぱり個別のケースバイケースなことが多いし、
そんなアドバイスは
いったいどこで受けれるのだろうかと悩む事もしばしば。
ほぼ受けれないことの方が多い。
ケアマネもそこまで踏み込んでくれる方は少ないでしょうし(私の場合!?)
もちろん訪問看護の方はじめ色々と親切に教えて下さって、
助かることも多々ありますが。

なので、政府の少子化対策もいいですが、
同時に介護の対策にも声をあげないといけないと思いまして、
微力ですがここで呟いております。

介護は子育てと違って終わりが見えないからこそ、金銭的なことだけでなく、その人それぞれにあった情報がリアルタイムに必要で、(ママ友みたいなのはないので)情報こそが、まず必要なのではないかと思います。

今回はこれぐらいにして(笑)
今後もぼちぼち呟きたいと思います。

まだ家には「もーさん」という要介護の人もいますので^_^










いいなと思ったら応援しよう!