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日記/はじめての有給は熱海に捧げる

はじめて有給を使う日が来ました。
数年前来た熱海の海をまた見たいとずっと思っており、前日ですが熱海へ行くことを決意。

前週から風邪っぴき+前日に過呼吸を起こしていたので、「朝元気だったら行ってみよう」のふらっとした気分で行きました。
朝元気でした。

普段出不精な私がチャチャッと鞄に荷物を詰め始め、ワクワクしながら出発。
よっぽど楽しみだったのでしょう。

しかし「熱海に捧げる」とか言いつつ、昼すぎに出発。スロースターター。

目的地は「MOA美術館」
更に言うと「尾形光琳の風神雷神」そして海。


バスで来ました。
おうちで風神雷神を落書き程度に描いてみたりしていたので楽しみにしていました。

もちろん、尾形光琳以外の作品も沢山ありました。

特に風神雷神で言うと、

「若い頃の風神雷神」を描いた作品や、風神がいる「青空」に注目した作品。


「ウルトラマンが飛んでいる構図で描いた雷神」などがありました。

風神雷神は長い年月、多くの画家によって描かれたモチーフであったことに驚き。

最後にみた風神雷神図屏風と紅白梅図屏風は圧巻でした。
尾形光琳の描く風神雷神は私たちがよく見るであろう風神雷神を、尾形光琳なりに解釈して描いた作品(いわゆる「写し描き」)なのですが雲がくっきり描かれていることで鋭さが増し、「かっこいい」と直感。

感想はここまでにします。

行くまではずっと「MOA美術館!!!」
と美術館しか頭の中になかったのですが、展示を見終わり外に出たとき、一番の感情を高まりを感じました。

海でした。海!

高台から見下ろす海はとても広く、穏やかで。自分自身の心を包み込む優しいパワーがありました。

小鳥のさえずりや船の汽笛、視界の端に見えた少し赤い夕方の空。

海に縁のない場所に住む私にとっては
最高のリラックス環境でした。

新社会人として自分なりに頑張っていた私が忘れていた景色。

来たのは2回目で前も見た景色だったけど、感動は減ることなく心に響きました。

やっぱり私が癒しを求めるなら熱海、もっと言えば熱海の海だ。

次の有給が楽しみ
次はもっとゆっくり色々な場所を巡ろう

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