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女優

 芸能人と呼ばれる方々の中でも、別枠ともいえる特別なカテゴリーに属する 女優と呼ばれる人たち。基本的に彼女たちは美しい。でもそんな中にあって、誰が No.1 なのか? 映画やドラマを見るにつけ、そんなことを考える。しかしただ美しいだけである場合も少なくない。そう考えると女優の水準は、当然美しさだけではなく、俳優であるからして 役に入り込んだ演技の力、そして経験やプロ意識、人となりから生み出される場の空気を作る力の総合力ではないかと考える。

 そんなことを考えた結果 各女優の水準を表すためにたどり着いたのが 次の計算式である(私の勝手な価値基準である。悪しからずww)

女優のレベル
= A麗しさ + B演技力 + C存在感

 ではそれぞれの年代における主演級女優のレベルを上記計算式(各項目10点満点)で、各年代ごとに3人ずつ、個人の好き嫌いも大いに反映させて、極々勝手気ままに 本当に失礼この上なく発表してみたい。

《20代》
広瀬すずさん(A7 B8 C7 合計22)
 私の中では朝ドラ『なつぞら』が秀逸。出産から母親の役までやってのける 万能感がハンパないと思った女優さん。最近痩せてきてるように思うのだけれど大丈夫だろうか。お姉さんとは似ていないと思わせておいて、実はふとした時にちゃんと似ているというDNAの不思議。

小芝風花さん(A6 B8 C7 合計21)
 あくまでイメージでしかないが、彼女からは絶対悪い人ではなさそうな印象を受ける。敵はいなさそうだなぁなどと勝手に思っている。『妖怪シェアハウス』は面白いし役柄もピッタリだった。若い今はあの手の役(人に騙されやすい一途なお人好し)が似合うが、大阪出身である彼女のこの後の成長を楽しみにしている。

川口春奈さん(A8 B8 C7 合計23)
 五島列島の奇跡か。美しい自然の中で育まれた彼女の負けん気の強さは、同じ五島人として私にはわかるし見える。しかしホントに島内であそこまでの美女は、失礼ながら見たことがない(笑)  最近露出が多くて疲れてないかなぁと少し心配しているところだ。しかし五島列島にもこんなに美しい方はいるんですよー!と声を大にして言いたいね(笑)

《30代》
有村架純さん(A8 B8 C8 合計24)
 『るろうに剣心』や『フォルトゥナの瞳』での切ない役がピッタリだった。『おーいお茶』や『JA共済』のCMもいいんだけど、キャラ設定が明る過ぎて失礼ながら彼女の魅力が出ていないと思う。るろ剣で夫婦役として共演した佐藤健さんと結婚したらいいのに・・・とはジジイの勝手な妄想である。

綾瀬はるかさん(A8 B10 C10 合計28)
 まぁまず今の我が国における 総合力として最高水準の女優ではないだろうか。彼女の出演(主演)した ここ15年の映画ははほぼ全て劇場で観た。天然で有名だが、どんな役でもこなすプロ意識と、それを遺憾なく発揮できる天才的な才能は右に出る人が見当たらず、肩を並べることができる人はなかなかいない。

上戸彩さん(A8 B8 C8 合計24)
 古くは『3年B組金八先生』の出演だろうか。性同一性障害の中学生を演じた彼女はほんの子供だった。人の良さがにじみ出たキャラクターは、きっとおばあちゃんになっても全く問題なく色んな役をこなせるんじゃないんだろうか。私が関西に住んでいることで、大阪ガスのメインキャラクターである彼女を、画面を通じて毎日のように見られることは幸せなことである。しかし最近ちょっとやせ過ぎで心配している。

《40代》
柴咲コウさん(A8 B8 C8 合計24)
 なんだかんだ言っても彼女はやっぱり『D r.コトー診療所』かな。でも『大奥』も良かったなぁ。二宮くんとのカラミは最高だった。彼女のあの目は凛とした女性像にピッタリくる。さらに歌まで歌ってんだもん、敵無しだ。

松たか子さん(A7 B9 C9 合計25)
 当たり前だが彼女の魅力は山崎春のパンまつりで見せた庶民性だけではない。『THE有頂天ホテル』『HERO』『マスカレード・ホテル』などの大ヒット作はもちろん、『アナと雪の女王』のテーマソングの卓越した歌唱など、素性の良さも相まってホントーに色々すごい方なんだが、美容師として一言。あのショートはマズい。わざとフケさせてどうすんだ!?

中谷美紀さん(A9 B8 C8 合計25)
 個人的には『阪急電車』でのイヤらしくも恐ろしい女性を演じた役が印象的だった。美しいんだけど絶対敵には回したくない。私の中では真木よう子さんと並び、男を手玉に取る 二大『魔性の女』だと思っている。イヤ、あくまで役柄から受ける印象の話だけれど。
 もし隣に真木よう子さん、向かいに中谷美紀さんの配置でBOX席で食事をしなきゃいけなくなったとしたら、私は自分自身 咀嚼と嚥下を正常に機能させる自信がない。

《50代》
石田ゆり子さん(A7 B7 C7 合計21)
 妹さんである石田ひかりさんのデビュー後、しばらくして『石田ひかりの姉』として出てきた印象だったように思う。なんだろう、妹さんにはないあのしっとり感は、ほぼ他の女優を見渡しても 誰も持っていないものだと思う。でもあれで53歳だもんなぁ、信じられん。

天海祐希さん(A8 B9 C10 合計27)
 いい意味でのバケモノ。なんだあの56歳は!?俺とナンボも変わらんじゃないかぁぁぁぁ!! どうやったらあんな風になれるのか!? もしかしてだけど、もしかしてだけど、彼女はこの世のものではないのかもしれない。

深津絵里さん(A7 B9 C7 合計23)
 電車のホームで彼と待ち合わせをする設定のCMの時には17,8歳だったろうか。あの真っ赤な口紅は彼女の可愛さを際立たせたが、実はその前に流れていた エースコックのカップ焼きそばのCMの時点からずっとこの方のことは気になっていた私である。五島列島の灯台が舞台の映画『悪人』は切なくて泣けた。

《60代以上》
松坂慶子さん(A10 B9 C10 合計29)
 私見ながら古今東西 ビジュアルの完成度として、彼女を超える女優を見ていない。『愛の水中花』や『蒲田行進曲』の頃の美しさは もはや奇跡であるといえる。もちろん現在の彼女も『あんな風に歳をとれたらいいなぁ』の見本であり、稀代の女優であることは間違いない。

夏木マリさん(A7 B8 C8 合計25)
 ウーバーイーツのCMはヒットだけれど、若い人たちには、湯婆婆の声の人 といった方が通りがいいのかもしれない。我々世代には『絹の靴下』の印象がまだ残っている。私の中で『最も美容学校の校長に相応しく、また似合う芸能人』である。

吉永小百合さん(A9 B10 C10 合計29)
 結局この方がトリをつとめることになる。まごうことなき我が国映画界のレジェンドかつ宝であろう。なんと78歳にしてあの若さと美貌である。ウチのマンションの4階に住む、金だけは持ってるらしいともっぱらの噂のバァさんと同い年なんだが、どう考えても 共通点は染色体の数くらいしか見つけられない(要するに共通点は女性であるということだけなのだが、4階のバァサンはそれさえ怪しい時もある)。

 アホなことをつらつら述べたが、各年代を3人に絞るのは まさに断腸の思いであったことを最後に書き添えおく(笑)  いや失礼。


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