会社には変わらなければいけないものと、変えてはいけないものがある
会社には変わらなければいけないものと、変えてはいけないものがある
結論
変わらなければいけないものとは、「時代の変化の対応」だ
この図を見てほしい(引用:全国味噌工業協同組合連合会様)
これは味噌の出荷量の推移です。
1974年は最高74万トンの味噌が出荷されていました。
2021年はなんと39万トンを切りました。
どんどん右肩下がりで味噌出荷量は下がり続けているのです。
おそらくこの味噌の出荷量の減少は止まることなく、これからも続くであろう。
味噌屋はこれから”どうすれば良いのか”
考えていかないといけない。
人口も減少する
引用元 朝日新聞デジタル様
日本の人口も減少し続ける。
これは間違いない。
また2050年になると65歳以上の方が約35%になっているそうです。
これから人材不足になる可能性が高い。
変えてはいけないものとは
変えてはいけないものとは、それは”会社の理念”だ。
マルカワみそ 企業理念
私たちは、正直さを信念にみそつくりを通じて、
「食の安全」と「健康」へ貢献する企業を
目指し続けます。
会長の河崎宇右衛門は2021年8月12日に永眠されました。
当時の会長がよく言っていた言葉がある。
会長「俺は他の人より良い味噌、美味しい味噌を作る事にしていた。
だから絶対に温醸(発酵を促進させた醸造方法)はしない。
温醸の味噌は、うもない(美味しくない、方言)」
この会長の意思は、今でもマルカワみその方針として残っている。
父(4代目社長)からは「温醸(発酵を促進させた醸造方法)の味噌を作るようになったら、味噌屋をやめろ」
っと言われている。
会長から社長へ、社長から私達へ、マルカワの味噌作りの想いのバトンを引き継いでいきたい。