見出し画像

【味噌の歴史】世界に誇る日本の発酵食品!

味噌は1300年以上の歴史がある

・味噌󠄀の起源は、古代中国の大豆塩蔵食品の「醤(しょう、ひしお)」だと言われています。

・未だ醤にならざるもの、すなわち「未醤(みしょう)」と名付けられ、みしょう→みしょ→みそと変化したと推定されています。

・日本で初めて「味噌」という文字が確認されたのは901年、「三大実録」という歴史書から。

・平安時代、味噌󠄀は高級官僚の月給。庶民の手の届かないぜいたく品でした。

・鎌倉時代、すり鉢が使われるようになり「すり味噌」が作られました。この時からお味噌汁としてお味噌が利用されるようになった。

・室町時代、大豆の生産が増え、味噌の自家醸造も始まる。味噌汁が庶民に浸透する。

・戦国時代、兵糧(ひょうろう、軍隊の食料)として欠かせない味噌󠄀。
この戦国時代にお味噌は大活躍します!
武田信玄は味噌󠄀作りを奨励し、伊達正宗は「塩噌󠄀蔵」と呼ばれる日本で初の味噌󠄀工場を建設。

・江戸時代、平均寿命37歳の頃。 徳川家康は75歳まで長生きしました

秘訣は「三根五菜のみそ汁」にあったということです。
この味噌汁を毎日食べることを徳川家の「家訓」として守ったそうです。
江戸時代のことわざで「味噌は医者いらず」ということわざも出来ました。

昭和時代、第二次世界大戦後、発酵を促進させる醸造方法(速醸法)が出来る。
現在の味噌市場は約90%がこの発酵を促進させる醸造方法のお味噌になっております。

また1973年は日本のお味噌の出荷量が59万トン。
2024年、現在は36万トンまで減少した。
なんと約4割の減少。

これからの味噌屋はどうするか考えていかないといけない。
私、マルカワみそは少しでも多くの方に
・お味噌の素晴らしさ
・お味噌の健康効果(腸内環境改善、胃がん、乳がんリスク減、放射性物質の除去など)
を知って頂くために、YouTube、ブログ、SNSを通じて有益な情報発信をし続けてまいります。