見出し画像

【熱くなれるライブ】

拳を上げて、一緒に歌って叫んでライブが終わった後は全てを出し尽くしたからか放心状態になり帰る事も忘れていた。
係員の方の声にハッ!と気づき出口に向かい帰り道で出た言葉は「ANTHEM最高!」の一言。

大阪は心斎橋にあるBIGCATで行われたNEWALBUM「CRIMSON&JET BLACK」発表後のライブツアー初日。

この黒板は帰るまで気づかなかった。


ライブの数日前リーダーでベースの柴田さんが

「用意していたものは出し尽くす、全放出します!」
と仰っていたので日が近づくにつれ緊張が高まっていった。
「もういくつ寝ると」なんて考えていたらライブ当日に。
いくら早く並んでも開場の時間が変更になる事はないが開場1時間前にはもう整理番号内の場所で待っていた。

今度この場所に並ぶのはいつになるだろう。


段々と並ぶ方が増えてきた頃、整理番号を呼び始めた。
100番台前半私の番号が呼ばれた。
もしかして真ん中より後ろかもなと思いながらも急ぎ足でドリンクチケットを水に交換してハコに入場。
目指すは柴田さん側、前から5列目程の位置に立てた。
これなら柴田さんのピックを投げる射程圏内だなとマスクの中でニヤリ。
開演前まで流れるBGMはHMなどなど。
ソワソワが止まらなくて何度時計の針を見たかわからない。

SE(入場曲) ブラックサバスのHEAVEN&HELLが流れてくると客席側からは手拍子、歓声や叫び声が上がった。私もそのうちの一人。
幕が開きメンバーが登場。
最初から全開モード、放たれた新曲に皆が思い、感じるままに今までの鬱憤という鎧を脱ぎ捨てANTHEMの全放出を受け止め楽しむ。

ライブ後半、新曲の途中機材トラブルがあった。演奏は続けられたが、腹部にブリブリ響くレアな演奏にシビレた。
アンコールの最後は「WILD ANTHEM」
燃えに燃えた一体感が凄くて熱くなれた最高の夜を過ごせた。

長年活動されているバンドで昔の曲だけで盛り上がるバンドが多い中、ANTHEMはアルバムを出す度に進化しているため昔の曲でも今の曲でも盛り上がり熱くなれる。
おかげさまで仕事にも熱くなれる。

Heavy Metalと言うと「え〜〜っ?」と思う方もいるとは思うが熱さを忘れた中年の方。
ANTHEMを聴いてライブに行ってみてください。
きっとまだまだ熱くなれます。
体力はある程度いりますがね。
アルバム完全再現ライブ以外のライブは
「えっ?この曲もやるの?」という曲もする事があるので予習がいるかも。
ですが先ずは最新のCRIMSON&JET BLACKをたっぷり聴いてそれぞれの「あの頃」の熱さを取り戻してください。

一曲目からぶっ飛ばしているメタル感が更に増した最新アルバム「CRIMSON&JET BLACK」

最後に。
またしてもピックはキャッチ出来ませんでした。


この記事が参加している募集