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【活動報告】子ども向けハロウィンイベント

福岡県大野城市にあるみんなのおうち「ほっとのたね」(居場所事業)では、毎月2回ほどイベントを実施しています。
10月29日には、ハロウィンイベントを実施しました。
ただ仮装してお菓子を食べて…では家でもできるので、ハロウィンのはじまりや楽しみ方についてもお話しをすることに。

「こんなことをやっちゃダメだよ」の例として渋谷のハロウィンの様子を紹介すると、「この人たち何やってんのー?」と冷たいコメント。
そのままの感覚を持って大人になってほしいと願うばかりです。

すでに仮装をしてきてくれている子どもたちもいましたが、画用紙や折り紙、カラーセロハン、マスク、紙コップなどの材料を使って仮装するための制作を実施。
見本として、カボチャの帽子、魔女の帽子、ネコマスク、馬の鼻先、ゆらゆらドクロ(影絵)を見せると、ネコマスクとカボチャの帽子、魔女の帽子が人気のようでした。

作り始めると「楽しくなってきたー!」とノリノリになる子どもたち。
それを見ているこちらも楽しいです。

出来上がったものを身につけたら、まずは『スリラー』でウォーミングアップ。

「こわーい!」「気持ちわるーい!」と言いながらも、一緒に踊ってくれる子どもたち。大人の茶番に付き合ってくれてありがとうございます。

次は、何も写さないスクリーンに自分が作った作品や自分の影を写して遊びます。
影になると想像力を掻き立てられますね。

そして最後は、ハロウィンっぽい背景と音楽で演出して楽しみます。

すると、突然扉をドンドン!と叩く音が。
緊張が走る子どもたち。
恐る恐る扉を開けると…ゾンビの襲来だ!
(私は照明を担当していたので写真が撮れず…)
もっとギャーギャーと怖がられるかと思いきや、ゾンビ役のスタッフが普段着で登場してしまったため、すぐにバレて泣かれることはありませんでした。来年の課題にしておこう。

締めくくりは“おかし釣り”。

ただ「はいどうぞ」と渡すだけではおもしろくないなぁと、闇の沼からおかしを救い出してもらう形式にしました。
けっこう重たいから工夫しないと上まで釣り上げられないのですが、子どもたちは自分で気づいて揺れないように慎重に釣竿を操作していました。

こういったイベントは、大人が本気で準備をすればもっと見栄えするものにはなりますが、限られた材料と時間の中でどれだけ子どもたちの想像力を掻き立てられるか、表現したいことをお手伝いできるかが重要だと考えています。

実際に、
「画用紙に小さな穴を開けたい」
 →鉛筆を刺して開ける(お手伝い)
 →裏面のギザギザは自分でちぎる
「下書きが失敗したから新しい紙がほしい」
 →他にスペースがないかヒントを出す
 →裏面に書けばいいね!と気づく
このようなことがありました。

できないから、仕上がりが綺麗にならないから「大人がやる」をできるだけ排除して、子どもたちの思うままに手を進めてもらう。
それが主体性を育てることにつながるのだと思います。

次回は11月12日(土)にピザ作りを行います。
上に乗せる具材の栄養について学び、考えて組み合わせることができるようになれるイベントです。
お問い合わせは“ほっとのたね”までお願いいたします。
↓↓↓

https://www.instagram.com/hotnotane/


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