故郷のまちについて思うこと
ここ数年、八戸のまちなかが大きく変化しつつある。
私は青森県八戸市に生まれ、18歳までを過ごした。
大学進学と同時に八戸を離れてから、もうすぐ9年になろうとしている。
そして現在は、東京で建築設計の仕事をしている。
建築やまちづくりに携わる人間として、八戸のまちについて最近なんとなく思っていることを書いてみようと思う。
八戸の中心街の成り立ち
八戸市は古くから漁業で栄えた港町である。
市の中心市街地は、藩政時代から続いた城下町の都市計画の名残であり、市役所などの行政施設や、