Adobeによる2020年ビジュアルトレンド【2019年振返り】AdobeMAXJapan2019
そういえば2019年もadobeMAXJapanに行ったのでした!
超今更ではありますが、せっかくなので画像でレポしたいと思います。
相変わらずのフェスっぷり!!!
今回は3,000円の前売りを買って入る形式になりました!
今回のノベルティはおしゃれなトートバッグでした。
あちこちでパンフレットをもらうので大変助かりました!ありがたい!
◆Adobe Stockによる2020年ビジュアルトレンド予測
Adobe Stockは毎年自社の検索履歴をベースとして、数値的な裏付けをもって「これが流行りました」「だから来年はこれが流行りそうです」って教えてくれるのでクリエイティブ職のはしくれとして非常に参考になります。
◆まずは近年の傾向として
・企業の透明性やサステイナブルであることに注目が集まっている。
↓
・環境への関心が高まっている
↓
・以前のように「環境問題でよくありがちな左画像」ではなく、具体的に「何が」「どうなっている」というのを数値で表すインフォグラフィックを用いた訴求が好まれている。
とのことでした!
ファクトフルネスを読んで10回泣いた私としては非常にうなづける内容でした。久しぶりに読み返そうかしら…
◆2020年のビジュアルトレンドについて
ALL Ages Welcome .
人生100年時代、超高齢化社会の到来によりストックフォトでもシニアがテーマとなったものに注目が集まるとのこと。
その時の特徴として
・人生を楽しんでいるシニア(介護や老化などネガティブな印象ではない)
・年齢だけでなく人種にも多様性
があるそうです。
例として挙げられている写真を見ると、趣味や家族、クオリティオブライフ的な解釈も注目されそうに感じました。
Express Yourself
自分らしさ、自分を表現することがより当たり前のこととなっている。
人種やジェンダー感を含め、自分を尊重することが重要視されている。
Makeup is Not a Mask
これまで欠点やコンプレックスを隠すためのメイクが、今後は自己表現のひとつとしてのメイクが受け入れられていくとのこと。
ここでも男女や年齢の壁を超えたものとして捉えられているようです。
From Me to We
私からみんなへ という意味ですが、これは「自分のアイデアをみんなで実現していく」というような意味合いだとのことでした。
アメリカのジェネレーションZにおいては「自分一人で何かを解決する」のではなく「みんなでやろう!」という意識が高まっているのだとか。
◆次はデザインのトレンド
ビジュアルトレンドの次はデザインのトレンドです。
Handmade Humanism
温もりを感じるような手書きのデザインが好まれるだろうとのこと。人と人の繋がり、自己表現、オンリーワンなどからのトレンドと解釈しました。
Art Deco Updates
従来のアート表現を刷新したようなビジュアルが流行るようでした。こちらに関して、ちょっとよくわからず、公式ブログを見てみると以下のように書かれていました。
Striking, nostalgic visual elements reminiscent of the bold Art Deco age have been bubbling to the surface. In response to the pervasiveness of sleek, flat, minimal design, vintage styles are being reworked to incorporate futuristic details while retaining their decorative appeal. Geometric patterns, metallic elements, and sleek typography add elegance and elevate brands.
こちらは”懐かしいアール・デコ表現が新しいものとして捉えられるでしょう。それは、ミニマルシンプルなデザインが好まれていた直近のデザイントレンドの中で、斬新なものとして受け入れられます。特に「幾何学パターン」「金属要素」「洗練されたタイポグラフィ」がより優雅な印象を与えます。”
というようなことが書かれています。(直訳から自分なりに解釈したものなので違う解釈もあると思います。)
Semi-Surreal
こちらについてもセミナーではちょっと理解が及ばなかったのですが、公式ブログによると
Fantastical imagery brings a vibrant new perspective across all mediums. 2020 will show us many artists using new tools and techniques to create the impossible and alter our vision. These visuals inspire curiosity across global audiences.
(参考画像のような)”これまでにない新しいツールによる新しい表現が様々なアーティストによって発表され、人々の注目を浴びるのではないか”
と予想されていました。(こちらも自分なりの解釈です。)
Modern Goth
モダン・ゴスとは、ゴシックデザインがより洗練されたものという解釈で間違いないようでした。
今回のノベルティにあるような今時に再構築されたゴシックデザインに注目が集まるそうです。
まとめ
今回のセミナーでわかったことは
・年齢、ジェンダー、自分らしさのような個性を重視する時代に
・個性に重点を起きつつ、家族またはチームとの繋がりにより課題を解決する
・今まで古臭かったものがアップデートされ新しいものに生まれ変わった
・データが重視され、より透明性や納得感が求められる時代に
と自分のなかで解釈しました。
adobe stock のトレンドセミナーは昨年も参加したのですが、時代背景を受けた人々の心理から具体的なビジュアル表現に落としこんで教えてもらえるので、非常に納得感があります!
よかったら昨年のレポも読んでみてください!
https://note.com/marucoruma/n/ne96dba1e02f0?creator_urlname=marucoruma
ちなみにadobe stock 公式ブログはこちらです。https://theblog.adobe.com/adobe-stock-2020-creative-trends/
全部英語ですが、google 翻訳で十分よめるよう優しい英語で書かれていました!
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