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日本経済の足を引っ張っているのは政府より日本企業

出典:「世界競争力ランキング」IMD

・バブル崩壊後も維持していた高順位が、97年、緊縮財政により急落
・19年、政策より企業が原因となり30位台へ

▼世界競争力ランキング内訳4項目の順位(64か国中)と近年の順位傾向
・「インフラ」15位 (近年は10位台中盤~20位台中盤)
・「経済状況」16位 (近年は10位台中盤~20位台中盤)
・「政府の効率性」38位(近年は40位前後)
・「民間の効率性」46位 (近年の50位前後)

▼「民間の効率性」の内訳5項目の19年の順位は以下の通りです(64か国中)。
・「金融」18位
・「労働市場」41位
・「制度や価値観」51位
・「生産性と効率性」56位
・「経営プラクティス」(人事・組織の管理慣行)60位
特に下位3項目はここ10年下がり続け、民間の効率性を悪化させています。

▼「生産性」より深刻な日本企業の「環境変化対応力」
・労働生産性:32位
・労働生産性評価:59位

・機会と脅威への素早い対応:63位
・変化する市場への認識:63位
・企業の意思決定の迅速性:63位
・変化に対する柔軟性と適応性:63位




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