香港トランジット観光
日本へ帰る途中に、
香港での乗り継ぎ時間を使って
朝から晩まで観光してみました。
リンさんとの久しぶりの再会も!
最後の最後まで夏休みを楽しむ
気概、ここに見よ!
🌏
香港國際機場
アメリカ東海岸を出発し、
朝5時、香港へ着陸。
リンさんが空港に来てくれるまで
まだ時間があったので、
到着フロアの無料シャワーを
使ってみることにしました。
広々としていて清潔!
さっぱりして元気を取り戻しました。
そこからあっさりと入国。
香港初上陸です✨
トランジットできるぎりぎりで
20時間、滞在し観光します。
リンさん登場...!
広東省に住んでいるリンさん。
わざわざ空港まで
迎えに来てくれました。。
会うのは今年2月以来!
今日は一日、
一緒に香港を回ってくれます。うれしい!
上環
Sheung Wan
まずはエアポートエクスプレスで
香港島へ向かいました。
空港から電車までずっと室内だったので、
ここで初めて外に出た。
この日の気温は30℃を超え、
湿度が高いこともあって蒸し暑い!
文武廟 Man Mo Temple
1800 年代に建立された道教寺院。
「文武」の名前の通り
文芸と武術の神を祀っているそうです。
中に入ると、
天井からは渦巻き型の線香が吊るされ
建物はお香の煙と匂いで満たされています。
日本のお寺とは
まったく違う雰囲気に圧倒されました。
線香を買って火をつけ、
三拝、お願い事、三拝、
とリンさんに教わりながら参拝。
礼堂には複数の神像があり、
それぞれの神様で担当(?)があるみたいで
リンさんが丁寧に説明してくれました。
学業とか、家内安全とか、商売繫盛とか。
それぞれの神像の前でふさわしい願い事をして
時計回りに回っていく、という
珍しい体験でした。
同濼堂涼茶館
寺院から中環へ歩いていく途中、
リンさんがある店の前で立ち止まりました。
「涼茶を試してみたら?」
「涼茶」は漢方を煎じた飲み物だそうで、
店主の方を見ると
何やら黒々とした液体を煮詰めている…
んん、自分一人じゃ
絶対に飲まないし買わないし買えない!
と思い、挑戦することにしました。
リンさんが広東語でやりとりしてくれて、
1つ選ぶよう言われました。
よく分からないけど、
どれも身体に良いらしい。
フィーリングで「五花茶」にしてみた。
清熱(体内の熱を取ってくれる)
作用があるとか。
お茶碗になみなみと注がれた涼茶。。
「唔該晒(ありがとう)」と声をかけて、
いただきます(このフレーズのみ覚えた)。
黒糖のような香りと、ほろ苦い後味、
何とも言えない味わいで
蒸し暑さに疲れた身体が
ちょっと軽くなったような?
良薬は口に苦しとはこのことでしょうか。
苦味はあるけどまずいなんてことはなくて、
全然お茶ではない、とにかく不思議な味。
私が店先で飲んでいると
地元民らしき人も買いに来てゴクゴク。
立ち飲みして去っていきました。すご。
負けじと私も飲み干し、
店主にまたもや「んごいさ~い」で
お茶碗を渡して店を後にしました。
中環
Central
香港島の中心地へ。
雨が降ってきたので
ショッピングモールに入りました。
中環街市 Central Market
1840年代のレトロな建物の中に、
雑貨屋さんや飲食店があります。
涼茶の後に立ち寄ったお店・貳號冰室(2 Cafe)で
菠蘿包を買っていたので、
小腹満たしに食べちゃうことに。
表面の見た目から「パイナップルパン」と
名付けられたこの香港のパンは、
サクサクのクッキー生地とふわふわの土台が!
おいしい!
日本のメロンパンに少し似ています。
朝のおやつを堪能した後、建物を探検。
しかしなかなか雨が止まないので、
モール内のレストランで昼食をとりました。
リンさんがメニューをチェックして、
観光地値段だけどおいしそう!との
ご判断でこのお店にしました。
広東料理の一つ、潮州料理。
漢字の羅列から
なんとな~く意味を推測しつつ、
アラカルトもあるし定食もあるし
よく分からなかったので
リンさんのおすすめ麺を選びました。
働く人がささっと食べる、
みたいなものらしい。
料理を待っていると、
まずはお茶が来た!え!
たしかに、席につく時点で
店員さんが何か聞いてたな。
でリンさんが何か答えてたな。
プーアール茶がたっぷり、
やかんに入ってます。
私は潮式三寶粉麺。
麺には3種類のつみれが。
魚蛋(さかな)、牛丸、墨魚(イカ)丸。
ウシマルイカマルかわいい名前だ~
やさしいスープとお米の麺がおいしい。。
リンさんのも味見させてもらいました。
味見というか半分くらいくれた
(おそらく直前のおやつで満腹だった)。
さすがお姉さまです。
ごはんの上に滷水(醤油煮込みのお肉)が乗った
滷水飯餐。
醤油味とはいえ、こちらもやさしい味で
付け合わせのネギ油みたいなのをかけると
おいしさが倍増しました。お腹いっぱいです。
素材のうまみが活かされた潮州料理、奥深い!
大館 Tai Kwun
雨脚が弱まってきたので、
長い長いエスカレーターで移動します。
着いた先は、
昔は警察署だったという敷地内に
刑務所の展示や
レストラン、アート施設などがある
「歴史とアートの発信地」・大館。
刑務所は
ホー・チ・ミンが収監されていたことで
有名なのだとリンさんが教えてくれました。
一通り見てから地下鉄駅まで歩き、
地下鉄で海を渡って
九龍半島へ移動しました。
尖沙咀
Tsim Sha Tsui
紅茶 Red Tea
漢方薬を買いに薬局へ歩く途中で、
茶餐廳を発見。
ウキウキのリンさんに続いて入店します。
茶餐廳は香港のカジュアルな喫茶店で、
店内は地元の人で混みあっています。
私たちは下午茶(アフタヌーンティー)の
メニューから
香港スイーツと飲み物を注文しました。
ずっと食べてみたかった
蛋撻(エッグタルト)は
クッキー生地の中に
とろとろのカスタードクリームが!
それから、香港式のフレンチトースト
西多士。
チーズを挟んだパンを油で揚げてあって、
その上にバターとシロップ。。
スーパースーパーハイカロリーです😀
そこに港式奶茶(ミルクティー)と紅豆冰。
香港式ミルクティーは
濃いめの紅茶にミルクを加えるのが特徴で、
普段飲むミルクティーとは違う風味と
まろやかさがありました。
紅豆冰は、あずきペーストとミルクと氷の
リンさんイチオシドリンク。
どちらもおいしいし甘いい!
おやつにしてはかなり食べすぎた。よね。。
北京同仁堂
お腹が満たされたところで
ついにリンさんお目当ての薬局へ。
薬剤師っぽい方が何人かいて、
お客さんの症状に合わせて
漢方薬を選んでくれるようです。
私は特に体調が悪いわけではないし
狙ってる漢方薬ゥ!みたいなのもなかったので
おじさんの顔の漢方薬
(保濟丸ポーチャイピル)と、
日本でも馴染みのある葛根湯を
家族へのお土産に買いました。
すかさず「んごいさ~い」発動。
ちなみにリンさんによると、
先ほどの茶餐廳では
広東語が通じず、中国語で話したそう。
香港で働く人でも皆が皆
広東語を話せるわけではないようです。
リンさんも簡単な会話しかできない、
と言っていました。
リンさんはお母さまの
更年期の不調に効く薬を購入。
これでリンさんの香港での目的は達成!
K11 MUSEA
この日の終わりは、
海の近くにあるショッピングモールへ。
ハイブランドでのお買い物、
ではなく!内装やアートを見て回る。
新しくできた施設だそうで
広い館内を探検して回りました。
維多利亞港 Victoria Harbour
最後に、100万ドルの夜景。
朝から雨が降ったり止んだりでしたが、
夜にはちゃんと雨が上がった☺️
リンさんと別れる淋しさを感じつつ、
港に立ち並ぶ高層ビルのきらっきらを
目いっぱい楽しみました。
香港✈︎東京
朝から一緒に観光してくれたリンさんとも
あっという間にお別れ。
会うたびに私の英語がテキトーになっていって
申し訳ないけど、通じてるらしいのでよし。
また会おうね!次は広東省に来てね!
と言ってくれて、
中国本土に行ってはみたいけど
実際のところどうなんだと気になりながら
さよならしました。
尖沙咀から空港までは
電車で1時間ほど。
乗り換え一人でもできた。漢字読める~
空港での出国手続きはすぐに済んで、
搭乗まで時間があったので
祖父にハガキを書きました。
ちゃんと届いてくれるかな?
そんなこんなで東京便に搭乗。
深夜に乗って、早朝に着陸します。
もちろんぐっすり眠ってました。
ちょっと疲れたよ
初めてのトランジット観光、
長時間のフライトの「後」だったためか、
さすがに疲れてしまいました。。
でも見たいところはしっかり回って、
食べたいものはお腹に詰めこんで、
満喫できた気がする!!
次は出発前にトランジット観光する(教訓)。
香港は晩夏でも蒸し暑くて
でも室内はクーラーガンガン、
古い街並みと
そびえるビル群に圧倒され
とにかくすごい街でした。
またじっくり時間をかけて訪れてみたい。
休みの日に時間を作って来てくれた
リンさん、ありがとう🥰 拝拝!
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最後までお読みいただき
ありがとうございます。
夏に蓄えたエネルギーで、
また大学でがんばっていく所存です。
見出し画像:
文武廟の、提灯のような何か📸
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