職場で泣いた日
こんにちは。まるです。
私は今年の3月に大学を卒業しましたが、4月から就職はできませんでした。体調が不安定だったり、いろいろ事情があって、夏頃から既卒で就活を始めました。
そして、とある就労移行支援事業所から内定をいただき、8月19日から仕事を始めました。入社してもうすぐ3週間になります。
新卒で働くこと自体初めてなので、慣れないこと分からないことに日々奮闘しています。
そんな私ですが、先日、仕事終わりに職場で泣いてしまいました。それは施設長に言われた言葉がきっかけです。
「支援記録書くのになんでそんなに時間がかかるのか不思議」
「いつも何をしているのか分からない。Slack見ても何かしてるように見えないし、Googleカレンダー見てもほとんど予定入ってないし」
こんな内容の言葉でした。要は「仕事遅くない?何してるん?」ということです。
仕事終わりにパシッと言われて、必死に我慢しましたが耐えられずに涙が溢れてしまいました…。
そもそも私の職場では、研修というものがほとんどありません。入社して最初に研修資料という名の簡単な文書を読んで、それをまとめるだけでした。1日あれば十分に終わる内容です。具体的に仕事でどんなことをして、どう進めるのかというのは何も分かりませんでした。実際の業務は、他の職員がしているのを見て覚えるという流れです。分からないことがあればその都度聞いて確認するのを繰り返していました。
そして支援記録。これは利用者さんが今日どんな訓練をしたかやその日の体調を記録するものです。この書き方も聞いていないので、過去の記録や他の職員の書き方を参考にして書いていました。ただ、まだ支援記録を書くのに慣れていないですし、私の性格上、「この表現でいいのか?」「記入漏れがないか?」を何度も何度も確認してしまいます。そのため、他の職員に比べると書くスピードは遅いと思います。
まだ全体像を掴めず、新たに出てきた分からない記録やシートを、1つずつ聞いたり確認したりしながら進めています。資料がバラバラで情報源がたくさんあるので、それを自分なりに分かりやすいように整理したり、資料の見方や書き方を少しずつ理解しようとしています。
そんな中で言われた施設長の言葉が、かなりグサッと刺さりました。確かに今の私は仕事が遅いです。でもそれはまだ慣れていないからで、分からないところをひとつずつ確認しながら丁寧にしようとしているからです。やるべきことはしっかりとやっているつもりです。
ただ仕事の進捗や疑問点は確かに共有するのも大事だと思いました。そうでないと職員間の連携も取りにくくなりますし。なので施設長の言うことも一理あると思います。でも「研修もろくになく、自分で見てなんとかしろという職場で、新卒で入りたての私にそんな言い方しなくても…」とも思いました。
施設長は普段から利用者さんがいないところでちょっとふざけたことを言ったり、「それってどうなん?」ということを茶化して言ったりします。だから余計に怖くて、詰められるような雰囲気が…怖かったです…。
私は小さい頃のトラウマもあって、機嫌が悪い人や怒っている人が近くにいるだけで涙が出てしまいます。それが自分に対してともなると、ずっと引きずってしまいます。現に今も、施設長の言葉を思い出したり、言われてない言葉が脳内で再生されたりします。
幸いこの施設長は今月末で退職されるらしいです。ですがかなり引きずっていますし、だいぶ気分が落ちてしまいました。
でもまだ入社して3週間。
まだまだこれからだと思って踏ん張っていきたいです。