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閉鎖病棟入院日記④
長い入院生活
入院生活は長い。とにかく長い。
1日が過ぎるのがすごく長く感じて、やっと1日を過ごせたと感じる。
今回はその中でも、入院中に楽しいことと辛いことの2つを書く。
入院しているとしんどいことが多い。けど、その中でもちょっとした楽しみもある。
今回はそのことについて書いてみる。
楽しいこと🙆♀️
①毎回のご飯
②たまにある作業療法
③友達と電話すること
①入院しているとすることが何もない。そんな中で、毎回のご飯は入院患者みんなにとって一大イベント。
「今日のメニュー何かな」「さっきのご飯美味しかった」など、3食の栄養バランスのとれた食事は、入院中の大きな楽しみの1つである。
②作業療法は平日の午前か午後のどちらか30分〜1時間程度ある。
スポーツやカラオケ、ヨガ、絵画などがある。入院中はとにかく暇だから、作業療法に参加するとちょっとだけでも時間が経つのが早く感じる。
③スマホが使える病棟に移ってからは、友達と電話することが多い。家族やゼミの友達、X(旧Twitter)で仲良くなった人と話す。これが入院中のいちばんの楽しみ。時間が経つのがあっという間に感じる。
辛いこと🙅♀️
①悶々とした時間を過ごすこと
②外の景色がわからないこと
③退院後にちゃんと暮らせるか不安なこと
①入院生活は、とにかく暇との闘いである。スマホが使えない病棟にいた最初のうちは、時間が経つのがものすごく長く感じた。
読書が好きだから本を読もうとしても、内容が頭に入ってこなくてすぐに集中力が切れる。
謎解きパズルをしようと思っても、そもそも頭が回らない。
スマホを使える病棟に移ってPCの持ち込みがOKになっても、卒論をする気になれない。
焦燥感はあるのに無気力な自分が情けなく、悶々としてしまう。その時間がとにかく辛い。
②病室の窓はすりガラスになっていて、外の景色や天気がわからない。これが私にとってはかなり辛い。
わかるのは明るいか暗いかだけ。散歩が趣味で外の景色を見るのが好きな私にとって、これはかなり致命的だ。
③今は入院しているから、起床や就寝、食事、お薬の時間が決まっている。だからそれに従っていればある程度は健康的な生活に強制的になれる。
それに栄養面を考えられた3食の食事がある。
退院するとこれらを自分でなんとかしなければならない。そう考えると、自信がない。入院生活に縋っていたい気持ちもあるけど、退院したいという気持ちもある。葛藤である。
最後に
以上が入院生活での楽しいことと辛いことである。
ちょっとでも楽しいことが増えると過ごしやすくなるなと感じた。