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心のぬくもり

2024年10月24日 曇り

今日は忘れてはいけないことがある。

母の誕生日カードを郵便局に出しに行くこと。

以前、母の日を祝うため2日か3日前にカードを送ったところ、届いたのが1日遅れしまったから。

普通郵便で出した私が悪かったのだけど、まさかそんな日数がかかるとは思ってもみなかった。

そんなことがあったので、大切な手紙は1週間程前から送るようにした。

朝の家事を終わらせ、気持ちが急いでいたのか速足で郵便局に向かった。

幸い郵便局は混んでなく、すぐ窓口に行くことができた。

ピンクの封筒をいそいそとバックから取り出し、窓口の若いお兄さんに渡した。

『普通郵便でもよろしいでしょうか?』と聞かれ

『はい、お願いします』と返した。

いつもの白い紙に赤いスタンプが押された切手だろうなと思っていたら、お兄さんが青い厚みのあるファイルを机の引き出しの中から取り出し、可愛らしいお花の切手を選んでくれた。

『後程、貼って出しておきますね』
と、にこやかに言われたので

『あっ、はい。よろしくお願いします。』と言って頭を軽くさげた。

嬉しかった。

ピンクの封筒にあの白い切手は合わないなぁ~て内心思っていたから、可愛らしいお花の切手をわざわざ選んでくれて心が温かくなった。

そんなお兄さんの温かい対応に心がホクホクして家へ帰っていると、近所のグレイのおばあちゃん猫がそのお家の車庫の前に座っているのを見かけた。

『何してるの?日向ぼっこ?』

『今日は涼しくていいね。』

そっと近づき、座って話かけだが無反応。

でも、目を細くしながらまったりしているので、頭をそっと撫でたら気持ち良さそうにしてくれた。

やわらかで、猫ちゃんの温かい体温が撫でた手から感じとれた。

心が温かくなる瞬間を今日は二度も味わわせてもらった。

二度あることは三度あるというけど、三度目はあるのかなぁ・・と欲張る私でした。


近所の猫ちゃん



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