#23 わが子がくれるのはキュンキュンや思い出だけじゃないと気づいた話
妊娠する前、こどもが生まれるとどんな変化が起こるのかわかっていませんでした。
同僚や大学時代の友人のお子さんをみると、まぁ確かに可愛い。だから、生まれたら母性本能くすぐる仕草をみてキュンキュンしたり、旅行とかいって家族の思い出が増えたりするのかなーとぼんやり思ってました。
でも娘の予防接種デビューのため、慣れない車の運転をしながら信号待ちしている時、ふと気づいたんです。
わたしはこどもを産んでからこそ思考が変わり、行動が変わっている!
時間を大切にするようになったり、運転したり
子どもが生まれてからの変化の例を思い出してみました。
before①
こどもを産むまでは、時間をかけて、安いものをわざわざ探して買っていた。
after①
子育てで時間に追われるようになってから、時間が大切と知る。時間を節約してくれるものやサービスへどんどんお金を投資している。
before②
なんとなく残業して、面白いかわからないテレビを深夜前までみてから寝て、だらっと起きていた。
after②
お迎えの時間に間に合うように、こどもの病気で年休消化した分を取り返すために、効率を常に意識して集中働く。結果、働く時間が減り、家族の時間は増えた。
before③
車は助手席ばかりに座っていたし、お金について勉強したり話し合ったりするのは億劫になっていた。
after③
地方で子育てするなら運転はできた方がいいと決心し練習を始めた。忙しい隙間をぬって家計簿をつくり、夫とお金の方針をきめた。複業に興味を持ち、気づいたら1年以上も発信している。
いろんなことがわずか3年のうちに、変わっている!!
こどものおかげで、気づき、一歩ふみだせる
わたしは本来だらけるのが大好き。だから、こどもがいない状態で生きていたら、絶対ここまで変われなかったと思います。まず、色々な改善ポイントに気づかない。気づいたとしても「分かってる」と「できる」の間には大きな違いがあって、なかなか動けなかった。
こどもが生まれてきてくれたから、気づきました。自分のためだけだったらがんばれなかったけど、大切なわが子のためならと1歩踏みだせた気がします。子育ては節目節目に期限があるもので、やらざるを得ないから行動する、なんてこともありました。
わが子のおかげで、思考が変わり、行動が変わり、習慣が変わりました。夫に真面目な話し合いをもちかけるのも、なかなかタフな作業。でもこどものためならがんばれたし、夫の意識もこどもきっかけに変化があったからこそ話し合う機会が増えました。
わが子がわたしの手から離れたあとも、子育てをはじめた30歳付近からいろんな面で変化できた習慣はわたしの人生に残ります。
こんなマザーテレサの名言もありますが、思考から習慣まで一気に変えてしまうとは、子どもの存在ってとんでもないパワーです。
日々ばたばたしていて気づいてなかったけれど、こどもはキュンキュンや思い出はもちろん、わたしという人間を変えるきっかけと原動力もくれる存在でした。そう思うと、まずこどもを育てられる状態になったこと、今もそうであることがありがたいんだなぁと思います。
また子育てに疲れたときに、思い出そう
こどもと過ごす日々は課題ばかり。しょうもないことでイラッとした態度をとっちゃって、自分という人間の狭さを思い知ります。やっと保育園に入ったと思ったら、小学校は小学校で学童問題があると聞いて途方に暮れます。
でも今もこれからも、子育ては自分の人生をより良くする最高のスパイスなんだと思えば、瞬間的につらいことも何かのチャンスなのかもしれないと前向きになれそうな気がします。
忘れないうちにnoteにしたためました。また子育てに疲れたら、ふと読み直してみようと思います。
ちなみに今日はなんかミスって狙っていた場所の隣に駐車しちゃったけれど、なんとか運転できました。これからもお母さん、がんばるね。