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LGBTの僕。

僕はLGBTのLとT。つまり同性愛者で心と体の性別が一致していません。この事に気がついたのは中2です。でも、今考えてみると中2よりもはるか前からそうだったんだと思います。

僕がLGBTなんだって自認すると、スカートをはく日々、女の子らしく振る舞う日々、女の子として区別される日々、そんな毎日が自分が嫌になり鬱になりかけていました。しかし、そんな状況が辛くても「自分がおかしいんだ」「みんなと同じじゃなくちゃ」という気持ちから、髪型はボブ、制服はスカート、口調・振る舞い方はおしとやか、そんな人間を演じていました。まさに、操り人形です。

中3になり、僕は自分の性別に対する葛藤は大きくなりました。中2までは女子である日が多かったのに対し、中3になり男子である日がほぼ毎日になってしまったのです。女子を演じている自分を見られることが死にたいぐらい嫌になり、親の反対を押しきって「受験勉強に邪魔だから」という理由で髪型をボーイッシュにしました。少しは楽になれると思っていたのですが、一つも楽にはなれませんでした。より辛くなってしまったのです。親や周りの人に「いつになったら髪をのばすの?」「宵はボブのほうが似合ってる」と言われるようになってしまったのです。周りに、僕はLGBTだ。ということを伝えていないのが悪いのですが、今までとは比べものにならないぐらい生きることに辛さを感じ、リスカでは死ねないと思い何度も首をしめました。「死んだら楽になれる」そう思っていました。思っていましたと過去形ですが、今でも毎日のように思っています。


「死ぬことばかり考えてしまうのは、生きることに真面目すぎるから」

僕はこの言葉に対して、そんなことないだろっ!って思ってしまいます。ですが、僕はこの言葉に心のどこかで支えらているようです。この言葉を見た、聞いた君はどうですか?好きですか?支えられましたか?少しでも支えらていること、勇気づけられていることを願っています。

僕は毎日死にたいと思っています。君も死にたいって思っているのなら、別に変ではないし間違っていることではないと思います。でも、本当に死ぬのであれば、身の回りの人、関わった人に1度でいいので「ありがとう」を伝えてください。


最後まで読んでいただきありがとうございました。不定期ですが、たまに投稿したいと思っています。次回も読んでいただけると、とても嬉しいです。


僕を見つけてくれてありがとう。
この世界から偏見がなくなり、誰もが自分らしく生きれる世の中になることが僕の願いです。



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