資産家になるために意識する点（３／３）
思考のズレがもたらす現実
私たちの脳は、時に思考が
現実とズレてしまうことがあります。
誰しも借金を抱えたい、
経済的に苦しい生活をしたい
とは思っていませんが、
ネガティブな思考や
不安が脳のフィルター（RAS）を通じて、
そのような現実を形作ってしまうのです。
この思考のズレを修正するためには、
ワークをやることが非常に効果的です。
今回は、思考を整理し、
ポジティブな変換を促す
ワークについて詳しくご紹介します。
脳が現実を作るメカニズム
私たちの脳には、
驚くべき能力が備わっています。
その一つが、RAS（網様体賦活系）と
呼ばれるフィルター機能です。
このフィルターが
あなたを成功から
遠ざけているので、
変えることが必要です。
RASは、脳に入ってくる
膨大な情報を選別する役割を
果たしています。
スーパーコンピューター以上の
性能を持つ脳でも、
五感すべての情報を
処理することは不可能です。
そこで、RASが
重要な情報とそうでない情報を
振り分けています。
思考は現実化する力
一般的に有名な話としては
思考は現実化する、です。
RASは、目標に関連する情報を
優先的に処理するので、
例えば、起業を決意した人が
突然ビジネスチャンスに気づく、
ダイエットを決意した人が
健康的な食事や運動の方法を
見つけやすくなる
といった効果が得られます。
引き寄せの法則とは？
さらに、この機能をエンタメとして
使っているのが、
「引き寄せの法則」です。
「引き寄せの法則」は、
私たちの思考や感情が
現実を創造する
という考え方ですが、
RASの働きを
そのまま言い換えているだけです。
例えば、新車が欲しいと思った途端、
街中で同じ車をよく見かけるように
なったり、
新しいバッグが欲しいと
意識し始めると、
周囲に新しいバッグを持った人が
多く感じられることがあります。
そして、
単純接触効果で
みんながやってるから大丈夫とか、
遅れを取って損したら大変
という心理的な行動で
消費判断をして、
結果資産が溜まらないんです。
このように、思考が
現実の認識に影響を
与えているのです。
あなたの脳の使い方
では、昔の僕もやっていた
まずい脳の使い方について
お話していきます。
脳の判断基準は
「昨日までの自分が
重要だと判断していたもの」を
元に、情報を選別します。
例えば、
「収入が減って
借金するか悩んでいる」
といった悩みであれば、
「お金 減る」「借金」などの
キーワードで類似する情報を
検索して行動を判断しようとします。
つまり、お金を減らしたくないと
考えれば考えるほど、
お金を減らす行動ばかりが
目について、結果として、
お金を増やす行動が取れず、
お金が増えない状況のままとなります。
これらはすべて脳の機能を利用した結果です。
僕がこんな話を
なぜやっているのかというと
この脳の力を意識的に
使ってほしいからなんです。
そして、自分の望んだ人生を
歩んでほしいと思っているから
なんです。
最初のワーク：お金に関する悩みを整理
私たちは常にさまざまな悩みや
問題を抱えています。
世の中の人々の多くは、
お金に関する悩みや不安、
恐怖を抱えています。
「給料が下がるか心配だ」
「今年のボーナスが危ない」
「来月は家賃が払えるだろうか？」
「車のローンがきついなぁ」
これらの不安や恐怖は
誰にでもあるものです。
そこで、最初のワークです。
あなたがお金に対して持っている
全ての悩みや不安を
具体的に書き出してみましょう。
【ワーク1】
あなたが持っている
お金に対する不安や恐怖、
悩みを思いつく限り
書いてください。
時間は15分です。
この時間内に書けるだけ
書いてみましょう。
悩みだけを書くことがポイントです。
解決策は考えなくて大丈夫です。
具体的に
「給料に対して出費が多すぎて悩んでいる」
といった問題を書き出すことが大切です。
ワーク1の目的：頭の中を整理する
このワークを通じて、
漠然とした問題を
冷静に俯瞰できるようになります。
自分の思考を可視化することで、
何が問題なのかを明確にし、
建設的で合理的な思考が
生まれる準備をします。
このプロセスでは、
まず自分の感情や思考を整理し、
次に書き出した内容を見返すことで、
自分が抱えている問題や
課題を明確にします。
「自分はこんなことに悩んでいたのか」
と気づくことで、
ネガティブな感情から
一歩離れることができるのです。
次のワーク：お金に関する悩みを転換する
お金についての悩みを
まとめたら、
次はその悩みを
解決する方法を
脳にインプットさせないとです。
先ほども説明しましたが、
脳は昨日までの自分が
重要だと判断していたものを
意識する習性があるので、
これを利用します。
ワーク2：悩みの順位付け
書き出したお金に対する
不安や恐怖の中で、
ベスト5に入ると思われるものを
ピックアップし、
再度書き出してください。
時間は5分です。
ワーク3：ポジティブな質問に変換
ワーク2で出した悩みベスト5に対して、
「どうすれば～できるだろうか？」という
ポジティブな質問に変えてみましょう。
時間は20分です。
ワーク3の目的：脳への入力の転換
「どうすれば～できるだろうか？」という
ポジティブな思考に
変換することが重要です。
ポジティブな内容に
フォーカスすることで、
脳が新しい検索パターンを
作り始めます。
例えば、
「どうすれば、借金が増えずに
済むだろうか？」⇐✖
「どうすれば、お金が貯まる生活に
シフトできるだろうか？」⇐〇
「借金が増えずに」ではなく
「お金が貯まる」という
ポジティブな表現に変えるということです。
失敗を恐れずに
新しいことに挑戦することを
意識するだけで、
自然とあきらめなくなり、
結果として自己成長につながります。
このワークでは、
ポジティブな結果を想像し、
それをインプットすることで、
脳に自動的に判断させることが
大切です。
行動することの大切さ
知識だけでは現実は変わりません。
行動を起こすことで、
思考の修正が実現します。
自分の思考を見つめ直し、
ワークを通じて
ポジティブな変換を促すことで、
より良い未来を
手に入れることができるのです。
ぜひ、これらのワークを
試してみてください。
あなたの思考が変わることで、
人生も変わるかもしれません。
タグ
#思考の修正 #ワーク #ポジティブ思考 #メンタルヘルス #自己成長
これらの情報を参考にしました。
[1] サワイ健康推進課 - すきま時間でOK！マインドフルネスで“心のストレッチ” (https://kenko.sawai.co.jp/theme/201910-2.html)
[2] ダイコミュ - 脱フュージョンのやり方,エクササイズを解説 (https://www.direct-commu.com/chie/mental/defusion1/)
[3] 識学総研 - 【効果抜群】メタ認知を高めるトレーニング7選！アプリや本 ... (https://souken.shikigaku.jp/26587/)
[4] 株式会社Awarefy - 心理士監修｜認知のゆがみとは？10パターンの具体例や原因 (https://www.awarefy.com/coglabo/post/cognitive_distortion)