「構成がヤバい本は,「校長先生の話」と似ている!
そもそも「校長先生の話」とは、「ある程度の長さの、それらしくて当たり障りのない話」です。だから、誰の印象にも残りません。
Kindle作家が「校長先生の話」のような本を書いたら、誰も読んでくれません。構成のまずい本は、「校長先生の話」と同じです。
構成とは、「目次の内容」・「章立て」のこと。
言い換えると……
章の配置(順番)であり、各「章」内での「節」の配置(順番)です。
小説の場合は、プロットなんて呼んだりします。
えいとさんの「特盛Kindle出版サポート」。「構成」作成用のワークシートは、次のような文章で始まりました。
「はじめに」は、読者に読んでもらう価値の「宣言」。本文は、宣言したことの解説です。宣言したことを漏れなく盛り込まねばなりません。
構成作りは、「盛り込む内容」の分類から始まります。分類ができないと、目次となる「章・節」の素案ができません。
今回、ぼくが出版する……
『思春期の暴言ゆるしません!子育てガイド決定版』
「盛り込む内容」は、これまでXでポストしてきた「投稿文」が基本になります。
そこで「盛り込む内容」になる「投稿文」を抜き出して、投稿ごとに印刷しました。本のネタの最小単位が、1枚の紙になったイメージです。
同じ主張の「投稿文」をまとめていくと、「章」のイメージができてきました。
各「章」のネタ分類ができたら、次は順番。プレップ法ではありませんが、結論というか「強いネタ」は最初のほうに持ってきます。いきなり「強いネタ」からはじめる「やり方」もあるでしょう。
ぼくは、落語のマクラをイメージして最初に「本で主張する話題」の基礎知識を配置しました。
えいとさんの「特盛Kindle出版サポート」は、「構成」で終了です。ですが、さすが「特盛り」。
えいとさんから「表紙」をプレゼントしていただきました。明日は、いよいよ「お披露目」です♪