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治そうと思ったきっかけ

拒食症の特徴である過活動。
消費カロリーを多くして痩せようとする行為だ。

家に帰省して消費カロリーは減り、食べなさいと毎日言われ続ける生活になってからは、どうにか消費かろりーを出さないと!と必死だった。

1日50キロほどの自転車を漕ぐ。
食べに行ってくると嘘をつき散歩をしに行き時間を潰す。
今日はこれを食べたと友達のインスタの写真を送って誤魔化す。

お母さんが仕事に行っていないことを口実にどんどん痩せ続けた。

しかし、自転車に乗るとこけて頭を縫う。

体は悲鳴をあげていた。

25キロをきったある日。コロナウイルスになった。

悲鳴をあげまくっている体の私は重症化し、40度を超える熱が5日も続いた。

口の中は赤い血の塊だらけで何も食べられない。

その時にこんなしんどいのは嫌だ。楽になりたい。

お母さんに泣いて訴えた。お母さんも泣いて、一緒に戦おうね。

その時、久しぶりにお母さんの愛を感じた気がした。


拒食症の人は脳が萎縮して常にイライラしてしまいます。
その時に、食べなさい!なんで食べないの?怒りすぎ。などの言葉は
その人にとって凶器になります。
だから、その人に愛を渡してあげてください。

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まなか
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