読書記録(あの日、あなたは)
たぶんこの作品は以前に読んだことがあります。
読んでいる途中で再読であることに気付きました。
好きな人への想いを心の内に抱えながら過ごしてきた女性が主人公。
主人公は10年間、心の中で愛し続けている人がいる。
信じられないかも知れないけど、そういう想いは確実にある、と僕は思います。
あとがきに書かれていた作者の一文、
『自分にとっても大切な人ということを、じっくり考えた場合、歳月など関係なく、人はその人を愛し続けてゆく。たとえ、十年、二十年会えなくとも。人間の心は、はかないけれど、そういった強さを確実に持っているものだと思う。』
この作品を読んで良かったです。