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子役事務所の選び方①

わが子を子役にしようと思った時に、まず始めに直面するのが事務所選び。


たいていスタートで多いのは

「芦田愛菜ちゃん、鈴木福くんは、どこの事務所なんだろう」
とか
「新聞に公告載ってるこの子役事務所。ここなら大手だし安心そう。」
かと思います。


このスタートでそのまま寄り道せずに突き進んだ場合、あなたのお子さんが入所することになるのは
【超大規模のマンモス子役事務所】 となります。

いやいや入所できたらの話ですよね? と思ったかもしれませんが
【超大規模のマンモス子役事務所】は99%のお子さんが入所できます。
なぜかというと、いわゆる【子役の育成学校】だからです。

学費さえ払えるのなら、誰でもwelcomeなのです。
ちなみに【超大規模のマンモス子役事務所】 の月額費用は1万~3万を見ておいてください。

あとは、本当にその事務所にもよりますし、場合によっては減額してもらえる特待のお子さんもいるのかもしれません。


マンモス事務所のメリットとデメリットをお教えします。

メリット
・子役界のプロ集団。育成に長けている。

・レッスンが実践的で、挨拶・演技・ダンスなど、様々習える。

・売れっ子になった先輩子役が多いので、モチベが上がる。

・同じく頑張っている子役の親子とお友達になれる。

・とんでもない人数の所属者の中で、もし売れっ子になれたとすれば、それこそ全国区の有名人になれる可能性が高い。


デメリット
・所属者の人数が全国的に多い。事務所の方に認知されることさえ困難。

・レッスンは受けられても、人数が半端ないので、指導してもえる順番がなかなか回ってこなかったり、イモ洗い状態だと感じることがある。

・お仕事の案件さえなかなか来ないことも。

・案件がきても、まず第一段階の「事務所内の書類選考」に通らないことが多い。←ここの人が多い。

・となると、お仕事のオーディションにそもそも行かれない。←ここも多いということ。

・同年代の子役親子とたくさん知り合うので、ライバル心に苦しむ。

・所属費用、レッスン費用が高い。


え・・・?

マンモス事務所はデメリット多すぎじゃない?

と尻込みしたあなた。

確かにね。

それでもマンモスをお勧めしようかなと思うお子さんの特徴を私なりの解釈でお伝えしますね。


【マンモス事務所お勧めの子】

★容姿がとびぬけて可愛い

これは、親や身内が客観的に判断するのが難しいです。
電車で隣り合った人、ちょっと関わった他人も、赤ちゃんや小さい子には「可愛い」と必ず言うものです。必ずです。
なので、

「子役になれる」とか「赤ちゃんモデルになれる」「お人形みたい」「ママにそっくりで超美人」といったような、容姿に秀でている言葉を頻繁に他人にもらえるかで判断してください。


★人見知り・場所見知りがない

早い子では0歳のうちから、遅くても3歳くらいまでには、身内以外の人に拒絶反応を示したり、初めての場所ではママから離れられない時期があります。

それがいたって正常で当たり前の発達段階なのですが、中には、生まれ持った気質や育った環境から、物怖じせずにどんどん社交的に進んでいくお子さんもいます。

そんな子は少ないので、子役界では貴重です。
知らない大人に抱っこされたり、知らない大人だらけの見たこともない機材溢れる現場でも、ご機嫌でいられる子というのは活躍できます。


★小学生以上の場合は…

いやいや、うちの子もう小学生なんです。マンモス事務所どうなんでしょう、という場合。

正直いいます。

小学生以上になってからマンモス事務所に入って活躍するのは、本当に本当に難しいです。
なぜなら、赤ちゃん期から続けていて、事務所の方々からも認知されて応援してもらっているお子さんたちがすでにいるわけなので、その子たちと張り合わないといけないからです。

お仕事を得るためには、よほどの売れっ子になって指名(オファー)をもらう以外では

・事務所の方たちの推薦であっさりお仕事をもらう。
 もしくは
・事務所内選考→オーディションへ行く→各事務所から集まった精鋭だちと競う→勝ち抜く

のどちらかなんです。

要するに、事務所の方たちに「この子なら大丈夫!」という信頼を持たれないと送り出してもらえないため、実績を積み上げた子たちの多くいるマンモス事務所では、小学生以降で入所しても厳しいことは断言いたします。


ええ、、、じゃあ、他にどんな事務所があるんですか??

という方のためにも、次回また続きをお話しますね。


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