リモートワークの見えざる問題
コロナの影響が出てから
割と、家で引きこもりが続いてます。
世の中には
「もっと冷静になれ、ビビんな」
「そんなにヤバくないよ」
という話もありますが
うちの場合、チビと妊婦がいますので
それなりに気をつけています。
人間の細胞は日々、死んでは
生まれるわけですが
『生のエネルギーよりも
死のエネルギーに偏った時』
に病気になったり、死んだりすると
個人的に考えています。
多くの人は、日々生きているとしか
感じてないと思いますが
実際には、生と死のハーフが生き物と思います。
(変人の思想ですな)
・・・
それで、これまで政府からも
繰り返し発言されていた
「働き方改革」
について、多くの人の意識の中で
それが表面化してきたと思います。
ウイルス蔓延を受けて
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リモートワークの必要性
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が、より高まってきて
今後は本格的に、働き方が変わる予兆です。
で、僕自身は1年ほど前に
グンマに帰ったわけですが、相変わらず
東京に本社があるわけです。
(一応、副社長という役員でもあります)
一足先に、リモートワーク化してたので
今回はその体験のシェアです。
(割とネガティブ寄りの話をします。
その方が問題に直面した時に驚かなくて済みます)
・・・
僕のようなリモートワークになると
良い面はたくさんあります。
働き方や契約内容、個人の性格にもよりますが
リモートワークでの最大のメリットは
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ペース調整ができる
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というのが、良い点と思います。
今、うちの妻が2人目の妊娠中で
つわりで家事ができない時があります。
そういう時に、ある程度
仕事の時間や場所を調整する事ができます。
僕はPC仕事なので、家以外にも
スタバなどカフェで仕事も可能です。
・家事の手伝いを要する時
・仕事に集中的に取り組みたい時
・気分を変えたい時
などに場所を変える事で
様々な調整が効くのも利点と思います。
反面、デメリットになりうるポイントも
シェアしておこうと思います。
僕が思うに、最大のポイントは
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自分の限界を思い知らされる
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これがリモートワークの陰というか
見えない部分だと思っています。
リモートワークが始まると
人に会う機会が劇的に減ります。
すると、毎日の生活を
『自分の平均的な意識レベル』
『自分の平均的な思考レベル』
『自分の平均的な生活習慣』
の中で過ごす事になります。
もし、会社で仕事している人は
今の環境に感謝すべきだと思いますが
会社にいる事によって
『息苦しいほど意識の高い上司』
『サボれば注意喚起する仲間』
『学びや楽しみをもたらしてくれる同僚』
などと交わる機会さえも
劇的に減ってしまう事を理解してください。
僕の場合は、うちのボスである社長が
様々な業界から、通常の生活では
得られない情報や体験を流してくれます。
そうした繋がりがある事によって
・自分の意識変革が起こる
・新たな課題、希望に目を向けられる
・新たな世界の視点が見えてくる
・自分の限界を超えた世界を体験できる
という現象が起きるために
ありがたくも、マヌケの塊である
僕のような人間でも強制的な変化を促されます。
これこそが、会社員であるメリットです。
ありがたいです。
一方で、リモートワークが始まり
様々な人との交流や刺激が薄まってしまうと
そういうエネルギー交換のチャンスが減ります。
そうすると、どうなるかというと
例えば、、、
・死ぬほどナマケモノ
・自ら学んだり、体験する意欲がない
・自分の質を高める習慣を持っていない
・自ら新境地へ飛び込む突破力がない
みたいな人間(オレ?)の場合は
完全に変化(成長も含む)が止まります。
変化が止まってしまうと
簡単に言うと、死ぬ方向に向かいます。
よく言う話ですが、
「人間が生き残ってきたのは
強さではなく、変化への対応力のおかげ」
まさにその通りで、自分の変化が止まると
環境の変化に対応できなくなります。
なので、リモートワークを始めた場合
自ら変化していく意志がないと
かなりむずかしい局面に入ると思います。
僕は、会社に属しながら
リモートワークしてる人間ですが、、、
自ら起業している人などは
様々な変化に身を投じていきますよね。
彼らは、自らビジネスを創造するので
価値を生み出す力を持つ必要性が高いです。
同じように、リモートワークが始まると
会社員であっても、、
労働時間の重要性が低くなり
「結果」「スキル」の重要性が高まります。
リモートで仕事しているので
何時間働いてるかは、もはや会社はわからなくなります。
すると、残るデータは
「結果をどれだけ出したか?」くらいになるわけです。
もし、今までの会社員のノリでいるなら
リモートワークには対応できません。
時間ではなく、結果にコミットするスタイルに
転換する必要がある時代に
突入してきてるんだと思います。
(その方が自然ですよね)
・・・
思いつくままに
リモートワークの話をしました。
たくさんの人に囲まれてると
自分の意識のレベルは、意外とわかりません。
なぜなら、周りが高い意識なら
高い意識になってしまうし、逆も然りだからです。
1人っきりになった時に
自分の思考レベルの限界を思い知らされます。
会話相手が、自分しかいなくなった時
どれだけの引き出しを持ってるか。。
原始人は、TVやネットなどエンタメもなく
毎晩、星空でも見上げて、自問自答してたはずです。
リモートワークになると
そういう力が必要になります。
自分との対話の時に、様々なテーマを
見いだせる材料を日常生活から
発見する眼力もめちゃくちゃ重要と思います。
いざ、自分との対話になった時
「面白い会話が出てこない」としたら、、、
それこそが、自分の人間としての
面白さの限界にあたるかもしれません(こわいね)