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GPT-4oにマインドマップの画像からnoteの記事を作成してもらう
この記事の要約
・GPT-4oでマインドマップをnote記事に変換可能に。
・手順:
Miroでマインドマップを作成しPDF保存。
GPTsにPDFをアップロードし記事に変換。
ChatGPTが記事を作成し、ユーザーが編集。
・GPT-4oは画像とテキストを高度に処理可能。
こんにちは、Martinです。GPT-4oの登場により、マインドマップを簡単にnote記事に変換できるようになりました。以前のモデルであるGPT-4や、他社のClaude 3 Opusでは実現できなかったことが、GPT-4oでは可能になっています。自分はマインドマップで考えていることを書くのが好きなので、それをnoteの記事などの文章に変換してもらえるというのは非常に便利です。本記事では、具体的な手順と方法を説明します。
ざっくりとした流れ
① Miroでマインドマップを作成してPDFで保存します。マインドマップの作成ツールはMiroでなくても後ほど説明するエクスポートが高解像度やPDFでできれば問題ないかと思います。
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② ChatGPTに適当に頼んでマインドマップから記事作成をしてもらいます。自分はカスタマイズしたGPTsにPDFをアップして記事に変換してもらっているので、以下の画像のようにプロンプトは何も入れません。この作成したGPTsは記事の最後の有料部分で公開しています。
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③ PDFを送信すると、ChatGPTが記事を作成します。
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下書きレベルとしては上出来なので、あとは自分の手で細かいところを編集します。マインドマップ自体を修正しにもどることも多いです。
マインドマップを認識できるGPT-4oの概要
GPT-4oは、画像やテキストを高度に理解し、処理する能力を持つ最新のAIモデルです。この技術により、マインドマップのような視覚的な情報をテキスト形式に変換することが可能になりました。以前のモデルであるGPT-4や、他社のClaude 3 Opusでは実現できなかったことが、GPT-4oでは可能です。ちなみに同じタイミングで発表されたGoogleのGemini 1.5 Proの画像認識の性能もなかなかいいらしいです。
かつては画像認識がここまでできなかったので、以下の記事のようにマインドマップをChatGPT上にテキストで書く必要がありました。
変換のやり方
以下は、具体的な手順です。
Miroでマインドマップを作成
Miroで作成します。Miroはマインドマップ専用ツールというわけではないですが、いろいろ試してきたマインドマップ作成ツールの中でもトップクラスに使いやすい部類に入ると思います。
マインドマップの保存
画像として保存する際には、PDF形式を選びます。これは、高解像度の画像よりも文字情報を確実に読み取ってくれるためです。保存時に、必要な範囲を指定して保存します。PCやiPadを使用するのがおすすめですが、iPhoneでも一応エクスポートもマインドマップ作成も可能です。
・ボードのエクスポート方法(Miro公式サイト)
ChatGPTでの変換
自分はGPTsを作成しているため、プロンプトは何も入力せずにマインドマップのPDFや画像だけ送って、ChatGPTにnote記事を作成してもらいます。作成したGPTsはこの記事の最後の有料部分で公開しています。
今後について:変換形式を選べる時代に?
今後はChatGPTに動画生成AIのSoraが統合される可能性もあります。どういうことかというと、マインドマップからYouTube動画の作成なんてこともできるようになる可能性があります。このように、AIによって自分が最も得意な表現方法で発信をして、受け手側も最も理解や認識をしやすい表現方法を選べる、という時代がそのうち来ると思われます。
note記事を作成するGPTs
以下のURLからご利用ください!マインドマップ以外でも例えば箇条書きの下書きを送るなどでも機能します。
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