就活をする上で知りたかった事
就活をした時、右も左も分かりませんでした。
なんだかんだで就職して、何年かが経ってきました。
そんな自分が思う事は何か?
「今の仕事をそのまま続けていていいのか。」
「一生懸命、働いているのに何故か日々貧しくなっている。」
いつまで経っても豊かになれない。
そのような感覚はないでしょうか。
そんな状況から脱出するためにとる行動は下記のようなものです。
・会社で推奨されている資格の勉強
・専門性の高いスキルの習得
・セミナーへの参加
何年も努力を繰り返せば、社内で昇格出来るかもしれません。
または、キャリアアップとして、転職が出来るかもしれません。
これらの方法によって、確実に自己成長の糧となります。
しかし、それで生活が豊かになるかというと正解でもありません。
どうせ頑張らなければならないのであれば、豊かになりたいと思いませんか?
しかし、今の若年層は非常に厳しい状況下におります。
まず、所得が少ないのが若年層です。
そして、追い討ちのように所得格差が広がっています。
そのため、社会に出た瞬間から敗北からのスタートとなっています。
だからこそ、若年層にしか出来ない戦い方を身に付けましょう。
「所得」という言葉があります。
なんとなく使っている「所得」というものにヒントが隠されています。
この所得の種類を知る事によって、就職活動に大きく役に立つのではないかと思い記事を作成しました。
所得とは
まず、収入と所得の違いは理解しているでしょうか?
収入とは、事業等から発生した売上金額です。
所得とは、収入から必要経費を差し引いた金額です。
つまり、実際に手元に入ってくる金額となります。
給与所得とは
会社勤めの人が受け取る給与や賞与(ボーナス)の事を指します。
会社と面接などをして内定をもらいます。
その後に、雇用契約を会社と結びます。
その契約によって、月給や条件を定めます。
そして、仕事をする事によって発生する報酬となります。
ここでのポイントは、雇用契約を予め結んでいる事です。
ほとんどの場合、仕事のパフォーマンスに関係なく固定給での契約となります。
そのため、給与所得の仕組みは、元々大きく増えもしないし、減りもしない仕組みとなっています。
事業所得とは
事業を行っている人が受け取る売上から必要経費を差し引いたものです。
事業というと難しそうな印象を受けますが、そんなことはありません。
事業とは、商品やサービスをお客様へ提供して報酬を得ることです。
あなたが得意な商品やサービスを見つけて、お客様へ提供してみましょう。
こちらは、給与所得とは異なり完全に歩合制です。
何故なら、売れた分だけが売上になって、売れなければ全く売上にならないからです。
最初は時間がかかります。
お客様へ商品やサービスを提供することが出来れば、給与所得よりも大きく稼ぐことが出来ます。
投資所得とは
株式や債券等を購入し、保有する事によって得る事が出来るものです。
投資による所得には、特有の税金面のルールがありますが、今回は割愛します。
投資所得の特徴は、給与所得や事業所得と大きく異なります。
給与所得は、会社に勤務しなければ報酬は発生しません。
事業所得は、事業を運営して売上を出さなければ報酬は発生しません。
つまり、自分自身で何か労働や行動をしなければなりません。
しかし、投資所得には労働も行動も必要ありません。
ただ、保有するだけで所得となるわけです。
さらに、若年層には時間があります。
投資は時間をかけると大きく増えていきます。
そのため、この所得を増やしていくと働かなくても所得を得る事が出来るようになります。
3つの所得について
給与所得と事業所得、投資所得の3つの所得が存在します。
この全ての所得を得ることが出来れば、豊かになることが出来ます。
しかし、いきなり全てを手に入れることは出来ません。
おそらく、大多数の人が給与所得は得る事が出来ると思います。
まずは、そこから初めていき、順番に各所得を得ていきましょう。
1. 給与所得
とりあえず、就職をしましょう。
それで、仕事をすれば給与所得を得ることが出来ます。
そこで得た所得を利用して、事業所得を得ていきましょう。
2. 事業所得
給与所得を利用して事業に必要な設備を購入しましょう。
PC や書籍などが当てはまります。
それらを利用して、事業を進めて所得を生み出します。
そこで得た事業所得を投資に回します。
3. 投資所得
投資所得は働く必要がありません。
そのため、投資所得がどれだけ増えても、あなたの時間が減ってしまう事がありません。
つまり、投資所得が増えれば増えるほど、あなたの生活はどんどん豊かになっていきます。
まとめ
一生懸命、働いているのに日々貧しくなっていく。
この原因は、社会の仕組みにあるのは確かです。
所得格差の拡大により、元々所得の低い若年層は益々貧しくされているからです。
しかし、時代のせいにしていても仕方のない事です。
だからこそ、給与所得に依存するキャリアアップを目指す事は現代には合っていない方法となります。
まず、事業所得を得る事が出来るように副業を初めてみましょう。
3つの所得があれば、確実に豊かになる事が出来ます。
つまり、一つの所得を追求するのではなく、3つの所得の存在を理解し、それぞれを育てていく事が豊かへの道なのです。
一つ目の給与所得を選択する際に、他の2つの所得も念頭に置くとより良い選択肢を取る事が出来ます。
地道ではありますが、所得の数を増やしていく事を心掛けていきましょう。