麦茶でまさかの快眠生活
こんなに暑い7月って今まであったかなと思うほど
今年の夏は暑さが厳しい。8月に入り夏本番。暑さはさらにひどくなっている気がする。夏は非常に苦手だが今年はなぜかとても気分がいい。この湿度さえサウナ気分で楽しんじゃおうっと、などとおよそ自分とは思えないような考えまで湧き上がってきて我ながら驚いている。
その理由は睡眠だ。今年は例年になくよく眠れて体調がとてもいい。
いつもなら、夏は睡眠の質も落ち、眠れないと妙な食欲が出て余計なものを食べてしまい体重も増加する。
私は普段からともすると眠れなくなる体質で若い頃から不眠に悩んできた。睡眠の質にも敏感で活動量計を愛用し毎日の睡眠記録を何年もつけ続けていた。
なぜ今年はこんなによく眠れるのか。去年との違いを考えてみた。
一つは入眠の一工夫かもしれない。寝る数時間前から寝室の洗濯乾燥除湿機をつけて湿度を50%以下ぐらいに落とす。エアコンも少し低めの温度で寝室に入った瞬間にひんやりとカラッとした空気に包まれるようにした。寝落ち効果がすごい。
もう一つは活動量計だ。長年愛用してきた活動量計を使うのをやめたのだ。理由は単純に壊れたからだ。機能は非常に気に入っていたが品質は大嫌いなブランドだった。今度壊れたら二度と買わないと心に決めていたのにそこからさらに2回ぐらい買ってしまうぐらい機能は気に入っていた。特に気に入っていたのは睡眠記録だった。しかし購入してから1年の保証期間内だったのにもかかわらずまたもや故障。信じられないことに何度メールを送っても保証はされなかった。少なくとも今までは保証期間内であれば新品か新品風のまたすぐ壊れるものは送ってくれていたのに。ここに名前を書かないことがそのブランドへの最後の敬意だ。
去年の秋ごろから私はなぜか今までになく眠れるようになってきた。
それまで私の睡眠の質は落ちる一方でこれから加齢に伴い、もっと眠れなくなるのだろうかと本当に絶望的な気持ちになっていた。学生時代の電車の中でも簡単に寝落ちできた眠いという感覚が本当に恋しかった。でも、突然その感覚が戻ってきた。夜眠くなり、朝はまだ起きたくないぐらい眠い。眠れる人には極々普通の感覚だろうが、眠れない人間には滅多に訪れない貴重な感覚。
なぜ?加齢がそこまで進んで逆に眠れるようになったか?などと考えたが
眠れるようになった時期が不思議と活動量計が壊れた時期と重なる。
質のいい睡眠を記録したくて手首に時計としてほぼほぼ24時間つけ続けていたが、それをやめたら逆に眠れるようになったとは何とも皮肉な話(笑)
そして去年との違い、もう一つは麦茶だ。
もう何年も麦茶を飲んでいなかった。でも普段はほぼ飲まないペットボトルで久しぶりに麦茶を飲んでみたのがきっかけだった。麦茶懐かしい!と思った。ただ私が知っている麦茶の味とペットボトルのお茶の味は微妙に違っていて、もう一度子供の頃によく飲んでいた麦茶の味を確かめたくなって、私はスーパーで麦茶を買った。紙パックやフィルターなどに入っていない昔ながらのそのままの麦茶。やかんで数分煮出すタイプ。ちょっとめんどくさいがやはりとても美味しい。
カフェインがないのだから、よく考えたらもっと早くに日常的によく飲むべきだったと思うが。そういえば、道場の仲間の練習中の飲み物は麦茶の人が結構いた。眠るためには、蓮の葉茶やもっと特別なお茶を探さなければと思い込んでいた。
この夏は一日中、水分補給のために麦茶を飲んでる。氷を入れて冷たくして飲まなければ、もっと体にいいかもしれないが、胃腸は丈夫なので多分それは大丈夫。調べると麦茶にはリラックス効果があるらしく、それが私には効いているのかも知れない。
どれも全部偶然で、全てはやっぱり加齢に伴い眠れるようになっただけかも知れないが(笑)プラシーボ効果でもなんでも麦茶で快眠生活なら、なんて健康的で安上がりなんだろうと思う。
とにかく!睡眠が人生を作ると言っても過言では無い気がする。
睡眠の質がいいおかげで道場での練習も集中力が高く、ドイツ語も着々と復活してきている。毎日がとても楽しい。最高に暑いけど、最高にいい夏になりそう。