まーさのGogaku道場
話すために語学を習得するのが上手い多言語話者。彼らの学びの型の記録記事。
柔術を始めるまえ、私はヨガの世界にいた。ヨガに興味を持ったきっかけは人間的にすごく柔らかな心を持ってるなぁと感じていた仕事仲間がヨガをずっと続けていたから。最初は本当にダイエット目的ぐらいだった。週に1回運動するということだけでも当時の私には大きなチャレンジだった。運動には全く興味がなかったし、できればやりたくないことだった。でも、今私が一番怖いことは怪我をして道場に行けなくなること(笑)人間、変われば変わるものだ。 ヨガは6年間続けていた。TTにも参加しヨガインストラクター
ドイツ人の友人とのLanguage exchange(以下LE)を続けること5ヶ月。 まだまだ文法的にはブロークンジャーマンの域を出ないが、去年の秋に文さえまともに瞬時に作れない壊れっぷりだったことを思うとだいぶ回復してきた。 本番はここからだが、第一段階は到達できた気がしている。 第一段階とは自分の考えや意志を目標言語だけでざっくりと伝えられるレベル。 英会話のレッスンで考えると「英語だけで英会話のレッスンが受けられるレベル」 この5ヶ月、やってきたことはとにかく「ざっく
Sharpのホットクックが我が家にやってきてから数ヶ月が経過。 Standfmホットクック部の部長のアドバイスはまずは公式メニューを一通りやってみるといいということ。私はそのアドバイスに従い、本体に付属している小冊子の公式メニューを眺めては、簡単そうなものから少しずつ試している。 先日、りんごを箱買いした。 新鮮なうちに全部食べ切るのは無理かなと思っていたところに、公式メニューの 「りんごのコンポート」が目に止まる。 手順は本当に簡単で、八つ切りにしたりんご一個に砂糖と白ワ
最近、シニア層の新しい生徒さんのレッスンが始まった。 レッスンのたびに私は何歳だから、学びも遅いし一個覚えたら一個忘れちゃうのとおっしゃる。私もそんなことはない心配しないでくださいと言いながらも 果たしてどのぐらいいけるだろうかと内心少し不安はある。 だが、実際始まってみると、そうはおっしゃるものの 「毎週レッスンを受けたい」「間隔をあけたくない」とやる気満々で情熱的。 私の言うちょっとした新しい言葉や表現に耳は敏感に反応する。(おそらく聴覚優位タイプ)前回習った表現や新し
ドイツ人の友人とLanguage exchangeを始めて5ヶ月が経過。 LEは今までに何回かやったことがあるが、継続した試しがなかった。 理由は色々あるが一言でいうとお互いのタイミングがいろんな意味で 合わなかったのだと思う。でも、今回は毎週一回1時間のペースが継続できている。友人の夏休みで一回やらなかっただけだ。 彼女もやると決めたらやるタイプのようだ。 今回はそこが合致した。当たり前だが継続する気持ちがあり、それを地道にやりとげようとするタイプは語学には強い。何事もそ
Standfm の私の番組は2年目に入り、2年目の主軸コンテンツとして 「言語化道場」を毎週月曜日に配信している。 私がこの企画を推し進める理由はただ一つ。 外国語力を司るものは母国語力だということを体感してみる場が必要だと思ったからだ。 例えば、同じ条件の英会話教室に同じように同じ期間通った二人の英会話力の結果に大きな違いが生まれたとする。一人はある程度話せるようになった。一人は少しは上達したが話せるようになったとは言えないレベル。もしこの二人にインタビューができたとし
夫のノート術を真似て始めたA6サイズのノート術。 ついに2冊目に入った。今までノート術はいろいろ試してみたものの続いた試しがなかった。おそらく一冊のノートを使い切ったのは人生初。 第一印象は「ちっちゃ!」だったが、この「ちっちゃさ」がよかった。 一冊目に書き記してみたものは大きく分けて4つの事柄だった。 一つはstandfmの配信内容のアイディア。 ノート術の必要性を感じたきっかけの事柄だ。 一つは日本語レッスンの教案や教材アイディア。 これは今まであっちこっちに分散してし
先日、中国人の生徒さんのレッスンで思わず笑ってしまう出来事があった。レッスンの時間になり、Zoomに入ってきて音声で挨拶を交わすも、カメラがオンにならない。そう伝えると今日は在宅で片付いていないのでとのこと。背景を消せばいいんじゃないかと提案するも、片付いていないのは自分だからとカメラはオフのままレッスンを受けたいとのことだった。会話のレッスンなのに、顔を見ないでやるの?と戸惑うも、大人男子に失礼かもしれないがちょっとかわいい(笑)と思ってその日はそのままやることにした。
オーストリア人の女性の生徒さんとの会話。いつもとても素敵な装いの彼女に「あなたはとてもオシャレですね。」と言ったら、こう言われた。 日本人の女性もとてもオシャレだと思う。髪型もお化粧も靴もバックも本当に細かいところまで気を配っているオシャレだと思う。だけど、どうしてだか色がない! 黒、グレー、ベージュ、ネイビー、ダークグリーン、白がとても多いです。どうしてですか? 偶然だが、その日の私の服は白いワンピースにネイビーのコート、白いバッグにダークグリーンの靴だった(笑)ザ!ニ
私は職業柄、「いい先生とは?」ということを本当によく考える。 いい先生であろうとするためなのか、 いい先生を探しているからなのか、うーん、多分両方だ。 でも、私は子供の頃から先生運が悪い。 すごく悪いというのではなく、「とてもいい先生」とか「素晴らしい先生」にあまり出会ってこなかった感じだ。だから、先生運が悪いと感じてしまうのは贅沢なのだろうか。世の中だいたいそんなものなのだろうか。私がなにか期待しすぎなのかもしれない。そして特に大人になってから趣味の領域でやっぱり先生運が
偶然だが最近、新規のお仕事の生徒さんの年齢層が少し高め傾向。そのお一人に言われた言葉が少し印象に残った。 「私はJさんみたいに若くないから、たくさん覚えられないし、学びも遅いと思うけど、大丈夫かしら」 Jさんというのは元生徒さんで、今アメリカはサンフランシスコ在住の韓国人。最近、Jさんから連絡がきて、お仕事関係の知人で日本語を学びたいという韓国人女性を私に紹介してくれた。彼女が今、日本を旅行中で先生とお茶をしたいと言っていると。サンフランシスコ在住ならオンラインレッスンに
standfm ホットクック部副部長として、日々買ったばかりのホットクックでの お料理に挑戦している。 購入の決め手となったポテトサラダはもう5回ぐらい作った。 信じられないぐらい簡単にできる。且つ美味しい。 フライドポテトのように1センチぐらいの棒状に切ったじゃがいもとアルミホイルに包んだ卵を一緒に12分「無水料理」するだけ。大さじ2杯の水を入れるだけなのでザルも汚れない。洗うお鍋は一つで済む。吹きこぼれの心配もいらない。 ポテトサラダの時に、おいしくできたゆで卵に驚い
今月末で7年間レッスンを担当していた生徒さんが帰国する。途中コロナ禍の数年はオンラインレッスンの時期があったものの、ほぼ対面での7年間とちょっと。生徒さんのレッスン記録をつける小さなノート。表紙に書かれた番号はN0.6だった。数年前に残念ながら廃盤になってしまった無印良品のA5サイズのノート。これを生徒さん用ノートとして長年愛用していた。そのノートの表紙の裏に大判のポストイットが貼ってある。レッスン初日に聞いたことのメモだ。日付と生徒さんの情報が簡単にメモ書きしてあるもの。そ
1年以上続けている音声配信standfmで「配信仲間」が増えてきている。フォロワーを増やす鉄則の一つ「他の配信を聞きに行く」などということを私は初期の頃ほとんどやっていなかった。それでも1年も続けていると興味深い内容の配信、お人柄が面白い配信者、少しずつだが「配信仲間」が増え始めた。音声配信の魅力の一つは「会ったことはないが会っている気がする」ということじゃないだろうか。それだけ文字や写真だけでない魅力がある。「話している人の声」にはいろんなものが如実に表れる。 近所にいる
音楽仲間とたまにレッスン以外の時間に集って気ままに練習をする。 一度、その練習会のすぐ後に近くで私の仕事が入ったことがあり、まだ仲間と一緒にいるときに、私の生徒さんがやってきた。仲間に生徒さんを紹介して少しだけ雑談をして、別れた。そして、レッスン場所となるカフェに生徒さんと向かった。 その夜、音楽仲間からLINEのメッセージが来て、私の生徒さんの話題になった。 「ずっと笑ってたね」と友人が言った。私は一瞬、音楽仲間と別れたあと、カフェに向かった私と生徒さんを見ての言葉だと解
私のstandfmの番組での企画「言語化道場」が着々と進んでいる。 きっかけは、日本人がこんなにも長い時代、英語をはじめとする外国語で話すことに苦戦する状態に、いくらなんでも長すぎるという違和感を感じたこと。別記事でも書いているが私はこの現状を打破するためには、いわゆる「英語の学習法」だけではもう無理だろうと思っている。ただ、学習法で話せるようになる人も一定数いるはずで、それは日本人にとっての母国語である日本語が自身の思考回路と深く太くつながっている人だと予測している。