うつ病と診断されてから2か月~3か月までの話
どうもうつ病で休職中のマルス@くすりです。
わたしはうつ病と診断されたのが、1月30日。
それから2週ごとに受診し、2月終わりにさらに2か月間仕事を休むことになり診断書をもらいました。
ここで一つの選択があります。
有給休暇を消化するか、欠勤扱いとするかです。
まぁ、2か月休むわけですから、どう頑張っても有給休暇は足りなくなるので、3月からは欠勤という形にしました。
ここでポイントになってくるのが休んでる間の給料についてです。
●休業中の所得補償について
正直仕事辛いから休めるということに安心しておりましたが、有給休暇を使わないということは給料が出ないということ。
つまり収入がなくなってしまうわけなので、その間どうすればよいのか…
全然そこまで頭が回っておりませんでした。
しかし、これはきちんとした制度があったため、非常に助かりました。
それが
・傷病手当金
・休業補償保険
の2点です。
何事もなければこの2つにお世話になることはありませんが、これはとても素晴らしい制度でした。
【傷病手当金】
傷病手当金は、病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度で、病気やけがのために会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給されます。
傷病手当金は、被保険者が病気やけがのために働くことができず、会社を休んだ日が連続して3日間あったうえで、4日目以降、休んだ日に対して支給されます。 ただし、休んだ期間について事業主から傷病手当金の額より多い報酬額の支給を受けた場合には、傷病手当金は支給されません。
1日当たりの金額:【支給開始日の以前12ヵ月間の各標準報酬月額を平均した額】(※)÷30日×(2/3)
(支給開始日とは、一番最初に傷病手当金が支給された日のことです。)
※全国健康保険協会 のホームページより引用
まぁ、ざっくりというと働けない場合に最大1年6か月まで給料の2/3を保証しますよって制度です。
そして、休業補償保険は会社が入っているもので、わたしの場合は最大3か月まで給料の1/3の保証が受けられるというものでした。
つまり、3か月間は全額給料保障されるというものでした。
休むのにお金の心配をしなくていいというのはとても大事です。
辛くてもお金がなければ働かないとより追い詰められちゃいますからね。
今までお金のことは全然気にして生きてこなかったのですが、今回のことがあってお金のことを考えるきっかけになったのでした。
ただ、これらの制度は後から支払いされることになります。
傷病手当金は3月休んだ後、4月に主治医に書類を書いてもらい、それを会社に提出して、その後振り込まれるという流れです。
さらに休業補償保険は傷病手当金の通知書を提出する必要があるため、傷病手当金よりもさらに遅れて支給されることになります。
この時間差だけは気を付けてください。
これでお金の心配がなく、3月、4月と休むことが出来るようになったのと時間の経過もあり、少しずつ良い方向に向かっていきました。
うつ病や適応障害なので治療しているとおそらく医師から『やりたいことをやって気晴らしするのはいいことです。せっかく時間があるからその間にやりたいことをやりましょう!』みたいなことを言われるかと思います。
これ最初は言われてもなかなかできないんですよね。
多分、休むことに対して罪悪感のようなものがあるからです。
そのため、わたしも最初はなかなかできませんでした。
でも、2か月くらい経過すると少し気持ちの上向きと共に少しずつ気晴らしが出来るようになってきました。
3月上旬から以前行っていたランニングを再開しました。
うつ病から1か月半くらいですね。
これは食べて寝るだけだったので、体力低下と体重増加もあったので、なんとかしたい気持ちもあって再開しました。
3月下旬にはキャンプです。
子供たちが春休みだったので、せっかくならと平日に出かけました。
4月にはハーフマラソンに出場。
その間に買い物も家事も行い、だいぶ日常が戻ってきた感じです。
ここまで見るとおまえもう仕事戻れるだろ?って思う方もいらっしゃるかと思います。
それが仕事のことだけはどうにもダメだったんです。
この頃でもまだ悪夢見たり、うなされたり…
どうしても仕事に戻りたいとは思えませんでした。
薬物治療の方ですが、診断から3か月でリフレックス錠を2→3錠へ増量
ベルソムラ→ルネスタへ変更しました。
ベルソムラはやはり悪夢があるので、前はベルソムラにルネスタ追加でしたが、ベルソムラをやめてルネスタへ変更という形で試すことになりました。
うつ病診断後、2か月目と3か月目はこんな経過でした。