うつ病診断されてから7か月目~職場復帰を果たした月~
どうも、こんにちは マルス@くすりしです。
今回のお話はうつ病と診断されてから7か月目のお話です。
今までのうつ病体験記は
と、経過を記事にしておりますので、ご興味がある方は読んで頂ければ幸いです。
※あまり良い話ではないため、興味がない場合はブラウザバック推奨
〇うつ病診断6か月からの変化
うつ病診断から6か月経過して、仕事復帰のことを考え、上司を交えた話し合いをし、週3回午前中勤務という形をとることになりました。
これは非常に大きな決断でした。
ただ、決断したあとも本当に復帰して大丈夫か不安でした。
それでも、主治医から言われていた言葉がけっこう大きく、『決めたからといっても、無理だと思ったらやめていいんですよ』と。
このように自分の気持ちで考えて、進むばかりでなく、戻ってもいいんだよって言われることはとてもありがたいことでした。
精神科の先生はこちらの決断を待ってくれますし、必要なときには背中を押してくれたり、場合によっては逃げ場所を用意してくれたり…
もちろん、専門医ですから、当然なのかもしれませんが、こういうのは本当にありがたいと思います。
〇実際に復帰する前の気持ち
復帰する直前はほんとに不安と緊張が強かったですね。
仕事が無事に出来るか?ということよりも、多くの人に会わなければいけないということが一番の不安でした。
多分、仕事自体はある程度体が覚えている部分もありますし、きっと勘を取り戻せば大丈夫かなぁと思っておりました。
しかし、半年間自宅療養しており、少し出かけたりはしてましたが、人との関わりは仕事をしていた頃に比べると少なくなっていたわけで、人と関わること自体が不安というか、ストレスというか、なんとも言えない気持ちでしたね。
うちの職場は週の最初の朝にミーティング的なものがあるので、そこの場で復帰の挨拶的なものをする予定になっていたのですが、出勤してもそれまで待っているのも気まずいなぁとか、何を話したらいいかなぁとか、そんなことを考えると憂鬱になりますしねぇ。
あと更衣室は別にあり、そこにいくといろんな人に会うわけなので、いちいち事情説明するのも、逆に気を使われるのもしんどいなぁと…
自分で言うのもなんなんですが、勤務している病院で、忘年会で司会とか余興とかやっていたり、いろんな部署に顔出したり(仕事以外でも)とかしてて、わりと顔が広い人間だったもので、それが却って会うのを億劫な気持ちにしてくれましたね。
これだけ色々と考えると前日は眠れぬ夜を過ごすことになるかなぁと考えておりましたが…
眠剤のおかげで割と普通に寝れました笑
〇実際に復帰してみて
当日朝は、ひさびさにうつ前の病院に行きたくないっていう気持ちが蘇りましたね(;´Д`)
行こうと思うとなかなかに緊張して、動悸がする感じ…
なので、家を出る前に頓服のロラゼパムを服用して、落ち着かせながら出勤しました。
出勤してから、気まずい時間を過ごしたくなかったので、始業時間ギリギリに行くことにし、さらに朝のミーティングまでは上司の部屋で過ごさせてもらいました。
そして、朝のミーティング時ですが、これも細かいことは話さずに、『長いこと休みましたが、少しずつやっていくのでまたお願いします』程度の挨拶にしました。
部署内にはうつ病で休職していることは伝わっていたし、医療関係なので、そこはある程度の理解があったわけなので。
最初は午前のみの勤務ですので、そのまま部署内業務のみをこなし、机の整理とかして過ごしました。
着替えは更衣室で行うと多くの人に会ってしまうので、そこも配慮してもらい部署内で着替えをしてました。
もうほんと業務がどうこうではなく、人に会うのがすごく億劫というか嫌というか…
特別誰かに責められるとかではないわけなんですが、人に会いたくない気持ちが続いておりました。
なので、最初の頃は電話もとってませんでしたし、窓口業務などもやっておりませんでした。
この辺の配慮をしてもらえたのは良かったと思います。
初日が終わってから、家に帰りましたが、まぁ、気疲れした感じですね。
午後の時間は横になって寝てしまってました。
それから、大きな問題はなく、業務をこなしていくことは出来ました。
ただ、原因となった人の姿を見るだけで動悸がして、息苦しい感じは起きてました。
ほんとトラウマになるとなかなか傷は癒えないものです…
〇病気の状態
◆行動について
仕事に出るようになり、外に出ることが増え、合間の休みとかでも色々と家の雑務をこなしてました。
ちょうどこの時期に住宅ローンの借り換えについても進めていましたので、その辺の手続きや書類関係で出かけてましたね。
あとはハーフマラソンの大会もあったので、走るのは継続出来ていました。
◆睡眠について
仕事が始まってから、睡眠状態は悪化しました。
気疲れして眠ったと書きましたが、眠りの質が落ちる感じです。
多分、不安感が増してしまったので、眠りの質が落ちたのだと思います。
◆食欲について
食欲は最初から変化なく、しっかり食べていました。
〇薬物治療
眠りの質が落ちたので、ミルタザピン45mg/日とルネスタ錠2mg/日に追加で、ベルソムラ錠20mg/日を追加しました。
眠りの質が落ちていると感じていたので、それを改善するためですね。
以前は悪夢がひどく、あまり使用したくなかったわけですが、この頃は不安感はあったものの、以前ほどの悪夢を見ることがなくなったので、継続して飲んでおりました。
多分、実際に職場に行ったことで、休職していた間のわからない恐怖感が消えたからかなぁと思ったりします。
そして、仕事行くときにはロラゼパム錠を服用するのを続けてました。
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