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改善提案やろうぜ🦍

改善には、
①直接的に利益を産む改善
②間接的に利益を産む改善
があります。

①はそのままとして、②を理解出来ていない人が多いなぁと感じます。
間接的に利益を産むという言葉の中には「損害を減らす」というものもあります。

「損害を減らす」を理解するためには、まず、「損害」を理解しなくてはなりません。
社員が手待ちをして、ボーッとしてるのを想像してください。

無駄感凄いですよね。ぶっ飛ばしたくなります。

これ、損害です。ホントアイツ…(ブツブツ)
利益を産めるはずの時間で利益を産まない、勿体ないですよね。

では、物品を取りに行く移動時間はどうでしょう?これも「損害」です。ダラダラ歩きよってからにマジ…

近くにあれば取りに行かなくていいのです。遠いのって何かと面倒いですよね。
ってことで出てくるのが、「1歩1秒1円」って発想なわけです。
なので、「物品配置を見直し動線を最適化したら年間○○円の改善効果があります」の「○○円」は損害を防いだ額ということになります。
時間の短縮ですね。
これをお金に換算しているわけです。

時間は買えるものではありませんが、企業とは社会貢献の対価としてお金を稼ぐことが目的ですから、全部お金に換算することでわかりやすく定量化しているのです。

一方で、市役所とかの公務組織については、基本的にお金は稼ぎません。

よくある改善提案の本には、お金のものさしでしか書いてありません。
僕もそういう組織の経験があるので、痛いほど分かりますが、お金を稼がない組織の人達は、お金を稼がないから関係ないやという考え方が根底にあるようで、改善提案が一向に進みません。
なんなら現状を変えることを極端に毛嫌いします。

ただ、思い出してください。
②の改善は時間を産むんです。
利益を産むとか、損害を防ぐとか言われると、こんな会社にそんなに貢献してやりたくないと思う人もいるでしょう。

だからこそやるべきが改善提案なのです💪
会社に提案しなきゃいいのです。
皆さんが嫌いな会社の上役は、勝手に改善していても気が付きません!
気づくような人ならそこまで嫌われません。

空いた時間でダラダラするでもよし、後ろにその時間を持ってきて早く帰るもよし、時間だけは作れませんが、空けることは出来るということを覚えておいて欲しいなと思います。

みんなで頑張って改善して、楽しましょう!

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